角川文庫<br> キッチン常夜灯―ほろ酔いのタルトタタン

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角川文庫
キッチン常夜灯―ほろ酔いのタルトタタン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041155011
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめは、店舗でやりがいのある日々を送るも、数年後に製菓部への異動を告げられる。製菓部は製菓工場内にあり、どこか閉鎖的な部署だ。頭の固い製菓部長のもと、早く仕事を覚えて戦力になりたいと思うものの空回りする日々。偶然再会した幼なじみの柊太はカフェで楽しそうに働き、しっかり自分の夢を持っていた。異動願いを出すべきか踏ん張るべきか、30歳を前にして焦りが増していく。ある日、デザートの打ち合わせに神保町の本社を訪れたかなめは、新田つぐみと出会い、「キッチン常夜灯」を教えてもらう。シェフたちとの交流と丁寧な料理を通じて、仕事のやりがいや働く環境、そして自分自身にじっくり向き合うようになる。

内容説明

30歳目前、かなめは焦っていた。飲食店が大好きで入社したのに、工場併設の製菓部に異動してからは、空回りばかりだ。ある日、先輩から閉店時間を気にせず食事ができる「キッチン常夜灯」を教えてもらう。飴色のタルトタタン、オレンジが香るガトーバスク、繊細なスフレ・オ・シトロンなど、シェフのデザートはお酒の後でも美味しい。ゆっくりご褒美を味わえば、不安も緊張もリセットできる―。一歩踏み出す勇気をもらえる物語。

著者等紹介

長月天音[ナガツキアマネ]
1977年新潟県生まれ。飲食店勤務経験が長い。2018年『ほどなく、お別れです』で第19回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

107
シリーズ3作目。店舗から製菓部に異動になりモヤモヤした日々を送っているかなめが主人公。「シリウス」の業績悪化をスイーツで巻き返そうと本社とともにがんばるが肝心の製菓部トップがこれでもかのやる気のなさ。その描き方が絶妙で読んでて「部長ー!」ってこっちまでイライラ😂そんな日々の疲れを癒やす「キッチン常夜灯」今回も美味しそうな料理の数々にため息でした。紆余曲折あった製菓部も最後は良い方向に着地で何より。楽しく精一杯仕事をすることの心地よさと美味しいご褒美。素敵なシリーズ。次巻も楽しみです! 2025/01/12

sayuri

59
「飴色のタルトタタン希望の輝き」「勇気と挑戦のブーダンノワール」「鯛の塩包み焼き始まりの春の香り」「満ち足りた夜にパテ・アンクルート」「頑張った私へシェフの特製ブイヤベース」五話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。主人公はファミレスチェーン・シリウス豊洲店から製菓部に異動した森久保かなめ。各話のタイトルからお料理メインに見えるが実はゴリゴリのお仕事小説。30歳目前に彼氏にフラれ、職場では鬱屈とした思いを抱えるかなめの心理描写がリアル。自分が安らげる居場所や人との出逢いで前進する主人公に明日への活力を貰える。2025/02/16

林檎

57
『キッチン常夜灯』シリーズ第3弾。今回の主人公は前回までに登場しているみもざ、つぐみの後輩かなめ。飲食店が大好きで入社したファミリーレストラン『シリウス』。それなのに工場併設の製菓部に異動になってしまい…。色々が思うように行かず窮屈な日々に現れたのはすっかり成長したつぐみやみもざ、そして癒やしの『キッチン常夜灯』の面々。見方を少し変えるだけで状況は変えられる。ただ、見方を変えるきっかけを掴むのは案外難しいよね。本当にあったらいいのになぁーと毎回思ってしまう『キッチン常夜灯』。2025/04/25

Karl Heintz Schneider

53
飲食部門の店長を目指して毎日生き生きと働いていたかなめ。ある日突然、製造部門への異動を命じられる。しかも同じ時期に恋人から別れを切り出される。すっかり意気消沈していた彼女を先輩社員のつぐみが常夜灯に連れてゆくことに。シェフの城崎・ソムリエの堤の温かい人柄と美味しい料理に、かなめの心も徐々に癒されてゆく。前作では頼りなかったつぐみも、すっかり先輩の貫禄で後輩のかなめをどん底から引っ張り上げる。みもざからつぐみへ、つぐみからかなめへ。次は恐らく、かなめが迷える子羊を導くことになるだろう。2025/03/12

たるき( ´ ▽ ` )ノ

49
シリーズ第3巻。今回は製菓部メインのお話。人間関係って、会話なしでは深まりようがないよね。腹を割って、腰を据えて話すことで相手の背景が見えてくる。何事にも真剣に向き合うことが大切なんだと改めて思わされた。2025/04/09

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