角川文庫 マクトゥーブ―Ａｎ Ｉｎｓｐｉｒａｔｉｏｎａｌ Ｃｏｍｐａｎｉｏｎ ｔｏ Ｔｈｅ Ａｌｃｈｅｍｉｓｔ

コエーリョ，パウロ【著】〈Ｃｏｅｌｈｏ，Ｐａｕｌｏ〉/木下 眞穂【訳】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 208p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041154250
• NDC分類 969.4
• Cコード C0198

出版社内容情報

世界的ベストセラー『アルケミスト』の全編を通してキーワードとなる言葉「マクトゥーブ」。アラビア語で「それは（神によって）書かれている」という意味だが、一見不幸な出来事でさえも実はチャンスだと気づけば、運命は夢の実現を助けてくれるという教えを含む。世界最高峰の作家が、まさに自身の人生に多大な影響を与えた先人たちの言葉を採録。宝物を探す少年の旅に秘められた神髄を、短いエピソードで堪能する最良の副読本。

内容説明

世界的ベストセラー『アルケミスト』の全編を通してキーワードとなる言葉「マクトゥーブ」。アラビア語で「それは（神によって）書かれている」という意味だが、一見不幸な出来事でさえも実はチャンスだと気づけば、運命は夢の実現を助けてくれるという教えを含む。世界最高峰の作家が、まさに自身の人生に多大な影響を与えた先人たちの言葉を採録。宝物を探す少年の旅に秘められた神髄を、短いエピソードで堪能する最良の副読本。

著者等紹介

コエーリョ，パウロ［コエーリョ，パウロ］ ［Ｃｏｅｌｈｏ，Ｐａｕｌｏ］
１９４７年ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。現代において最も影響力のある作家の一人といわれている。２００２年よりブラジル文学アカデミー会員。著作の多くが世界的ベストセラーとなり、８８か国語に翻訳され、これまで１７０以上の国々で３億２０００万部以上を売り上げた。多くの名誉ある国際的な賞を受賞しており、そのなかにはフランスのレジオン・ドヌール勲章がある。２００７年には国連ピース・メッセンジャーに任命された

木下眞穂［キノシタマホ］
ポルトガル語翻訳。ジョゼ・ルイス・ペイショット『ガルヴェイアスの犬』（新潮社）で第５回日本翻訳大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[SHIN]

ブラジル日刊紙に掲載されたコラム集(各コラムは主に2ページほど)。宗教的•神は〜と表現されるところもあるが、好きなコラムは①先延ばししてよいことは一つもない。②消えた1個の電球(失敗)ばかり見てはいけない。③道(夢)の始まりにこう書いてある「不可能である」と。

2024/10/05

[taiyou gyousi]

様々な人との出会いの中で心に残った話や、過去に読んだ本などから選び抜かれた話。人生に一筋の光をもたらしたり、弱い自分に喝を入れてくれたりする。中にはブラックユーモアじゃないの？と思わせるようなものもあり、興味深い。 一つ一つの話はとても短いので、気軽に読めてためになる。

2024/11/27

[ひろろむ]

なるほどと思わせる小さなエピソードが詰まった作品。読んでいると、まるで空に散りばめられた星々を１つ１つ手にとっているような。はたまた、とてつもなく大きなスパイス棚から１つ１つを吟味している作業をしているような作品です。「マクトゥーブ」というものを理解する上で色々な角度でアプローチしています。「マクトゥーブ」って言葉を自分なりに日本語にすると「まあ、結局そういうことなんスよ」ってのがしっくりくる。

2025/01/16