出版社内容情報
義父母の神社のもとに戻った瑠那は、他の生徒からの反応に変化を感じながらも、日暮里高校へ通っていた。優莉匡太に憧れる少年少女が、優莉匡太半グレ同盟の総本山を訪れた後に消息を絶っていることを、青少年保護を目指すNPO法人から伝えられる。協力を求められた瑠那は、NPO法人の面々と総本山のある連峰を目指すが、想像を絶する困難が瑠那たちを待ち受けていた――。山間部が過酷な戦場と化す、驚愕必至の21巻!
内容説明
義父母の神社のもとに戻った瑠那は、他の生徒からの反応に変化を感じながらも、日暮里高校へ通っていた。優莉匡太に憧れる少年少女が、優莉匡太半グレ同盟の総本山を訪れた後に消息を絶っていることを、青少年保護を目指すNPO法人から伝えられる。協力を求められた瑠那は、NPO法人の面々と総本山のある連峰を目指すが、想像を絶する困難が瑠那たちを待ち受けていた―。山間部が過酷な戦場と化す、驚愕必至の21巻!
著者等紹介
松岡圭祐[マツオカケイスケ]
1968年12月3日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部を超える人気作となった。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化され、さらにブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞、17年には吉川英治文庫賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
334
ここにきて瑠那メイン回。雲英の発言なども匂わせぶりで、最終的に瑠那をどういうポジションに置くつもりなのか、また判別が微妙になってきた。アクションの派手さも、前作のような組織戦ではなく、基本、瑠那が一人でかちこむ展開となっており、これはこれで好き。結衣との違いとして、知識や先読みをあまり使わず、ゴリゴリにフィジカルで押していく流れ。NPOのメンバーの悲惨な末路も、思い返せばここまで凄絶なのも、初期の三、四作以降では珍しいかも。少数派かも知れないけれど、最終戦は瑠那主人公でいってほしいと私は思っている。2024/09/11
starbro
169
【★高校事変 完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11705040 JK青春ハードボイルド『高校事変』第21弾です。本巻は、恐怖の大王、優莉 匡太降臨&瑠那、八面六臂の大活躍の巻でした。 続いて9月刊行の22巻へ。 22巻から最終三部作と記載されていたので、24巻で完結でしょうか❓ https://promo.kadokawa.co.jp/matsuokakeisuke/2024/09/30
はにこ
78
結衣と凛香、二人とバラバラになった瑠那のその後。悪の総本山に突撃。相変わらずな危なさ。まぁそこに突っ込んでいくからこの物語があるんだけどね。もう終盤も近いはずなのに、どういう結末を迎えるのか全く分からない。何より気になるのが伊桜里が親父に懐き始めていること。親父は家族愛に飢えていた彼女の心を操ろうとしているのか。次が待ち遠しい。2024/10/14
H!deking
73
おーとうとう巻末に、次から最終三部作の広告が!とそれはさておき、死ね死ね隊はいったい何人いるの笑2024/09/17
ひさか
64
2024年8月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ21作目。ついに父親登場!。のわりにはあまり大したことなくて。。。次が凄いのか?。2024/09/29
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