百年かぞえ歌

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百年かぞえ歌

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041153307
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

百年という時の流れの背後に埋もれた人々の思い、
そして、愛する作家と文学館に自分が出来ること――

里海町の町役場で働く由佳利は、二週間前に婚約破棄をされてしまい人生行き詰まり中。
そんな中、担当している地元出身作家の文学館「貴地崇彦生家館」に関して、刑事二人が聞き込みに来た。貴地は明治末期の生まれで戦後に活躍した作家だ。没後二十年以上になるが知名度はまだまだ高い。
刑事は収蔵物について聞きたいということだったが、なにやら裏に不穏な事件があるらしい。
調べると、数日前に発見された身元不明の青年遺体のポケットから、貴地にまつわる葉書が発見されたようだ。
驚き戸惑う由佳利のもとに、以前いちどだけ会った老齢女性の艶子が訪れる。艶子は若いころ貴地の愛人だったと噂される存在だ。
生前の貴地先生から、やり残したことがあると聞いていたという艶子。その勢いに呑まれて調べを続けた先で由佳利は、中学高校で同級生だった夏央にも再会する。彼も調査に加わり、3人の凸凹チームが誕生した。
やがて、貴地が謎の「かぞえ歌」を残していたことが分かり、そこに隠された秘密を辿るのだが……。

思いがつながる、著者初の文学館ミステリ。
ある作家をめぐる「百年」に、あなたは何を見つけますか。

内容説明

里海町の町役場で地元出身作家の文学館「貴地崇彦生家館」の担当をしている由佳利は、刑事からの聞き込みに戸惑っていた。他殺疑いの青年遺体が、作家と関係があるらしい。驚く由佳利を、以前に会った老齢女性の艶子が訪れる。艶子は若いころ貴地の愛人だったと噂される存在だ。艶子の勢いに呑まれ調査を進める先で由佳利は、中学高校で同級生だった夏央に再会する。彼は昔、ある場面を目撃していた。やがて、貴地が謎の「かぞえ歌」を残していたことが分かり、そこに隠された秘密をたどるのだが…。

著者等紹介

大崎梢[オオサキコズエ]
東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年『配達あかずきん』でデビュー。同作をはじめとする「成風堂書店事件メモ」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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評価

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感想・レビュー

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starbro

201
王様のブランチBOOKコーナーで紹介されたので、読みました。大崎 梢、初読です。地方で歌に擬えて殺人事件となると、横溝正史の「悪魔の手毬唄」を想い出しますが、本作は全てにおいて地味過ぎました。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322405000189/2025/03/05

ゆみねこ

87
群馬の山中で遺体で発見された若者が所持していた一葉のハガキ。偉大な作家「貴地崇彦」が幼なじみ宛に投函したものとみられるそのハガキに記された「かぞえ歌」。作家の生家館の担当者・由佳利、貴地崇彦を敬愛する艶子、幼なじみの孫にあたる夏央が、「かぞえ歌」に秘められた謎を解いてゆく。百年の時を超えて明かされた真実は、辛く切ないものだった。謎解きよりも艶子さんがとても魅力的だった。2024/12/20

みかん🍊

81
役場で地元出身の作家の成家である文芸館を担当している由佳利の元へ警察捜査官がやってくる、作家が書いたであろう葉書を持った身元不明遺体が群馬の山中で見つかったと言われ、作家と縁の深い艶子と幼馴染み邦夫の曾孫の真央と葉書に書かれたかぞ歌を元に過去を調べる、百年も前の話で亡くなった人も多い中3人で話を聞きに行ったり考察をしたり、楽しそうでもあるが殺人事件かもしれない不穏な出来事どうなっていくのか、婚約者に突然破棄をされた由佳利だったが地元や文芸館のため奔走する事により前を向いて進める様になったえ良かった。2025/03/23

Ikutan

81
群馬県の山中で見つかった遺体の上着のポケットに、唯一の手がかりである一枚葉書が入っていた。それは、戦後大活躍した作家が書いた葉書だった。作家の地元、神奈川県の里海町の町役場に勤める由香利は、その作家の文学館を担当していたことで興味を持ち、事件の真相を追究していく。それは、百年前のできごとに繋がっていた。前半は、なかなか真相に近づいている気配がなく、じれったい思いで読み進め、かぞえうたのエピソードが出てきてから、急展開でちょっと消化不良かな。一緒に謎解きをする艶子さんはなかなか魅力的でした。2024/12/16

hirokun

80
★3 大崎さんの作品は久しぶり。推理小説としてはストーリーの展開がゆっくりとしていて、後半まで少し間延びした感じ。読み易い文章で、淡々と読み進めたが、謎解きは今一。2024/12/13

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