出版社内容情報
【第15回 小説 野性時代 新人賞受賞作】
選考委員・冲方丁賞賛!
「書き手の心をとらえて離さない面白い何かを、
渾身の力で形にしようとする熱量に圧倒されました」
伊賀忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女――雪姫は伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、不本意な婚礼を嫌い、織田家の非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった。
「北畠を、伊勢を、お助けください!」
姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆け滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍との大勝負が、はじまる……!
内容説明
伊賀忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女―雪姫は、伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、不本気な婚礼を嫌い、織田家の非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった。「北畠を、伊勢を、お助けください!」姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆け滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍との大勝負が、はじまる…!第15回小説野性時代新人賞受賞作。
著者等紹介
諏訪宗篤[スワムネアツ]
1973年生まれ。三重県出身。名城大学法学部卒業後、ゲーム製作会社、デザイン事務所に勤務。現在は農業と家事に従事するかたわら創作活動を行う。2017年に第9回朝日時代小説大賞を「商人伊賀を駆ける」で受賞、18年2月『茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける』と改題し朝日新聞出版より出版。2024年、第15回小説野性時代新人賞を「海賊忍者」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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