出版社内容情報
Great Expectations
by Charles Dickens, 1861
遺産に隠された謎とは? 殺人事件の犯人は?
文豪ディケンズの最高峰!
この新訳でラストの真意が初めてわかる。これが本当の『大いなる遺産』だ!
推薦・中江有里(女優・作家)
「人を惑わせ、高ぶらせ、幸せの絶頂へ導き、時に傲慢にする。
そうわかっていても、人は恋と遺産に抗えない。」
「本作、オシャレすぎて、このオシャレさを説明できません!(ToT)」(by担当編集)
ロンドン紳士になったピップは、故郷を忘れて遊びまくる。借金も作るが、成人すれば遺産を受けとれるから心配ない。ところが、故郷から訃報が届き、やがて思わぬ人物が現れ、夢の人生はおかしな方向へ。エステラの結婚の噂。ピップの恩人の謎。殺人事件の犯人は? 英国文学の金字塔×名作サスペンス。今まで訳されずにきたセンスが良すぎる文体(皮肉とユーモア)を見事に全訳! 新訳と徹底解説20Pでラストの真意が初めてわかる。これが本当の『大いなる遺産』だ!
★他社と違う! 河合訳のここがポイント
1.日本初! 今まで訳されずにきたセンスが良すぎる(ユーモラスで皮肉な)文体を見事に全訳!
2.言葉遊びや掛詞(かけことば)、隠喩(いんゆ)、演劇的セリフもすべて日本語で再現
3.既訳では描かれない、行間にあるロマンスを表現
4.ディケンズの生い立ちや作品背景がよくわかる解説(訳者あとがき)を20P掲載
5.没になったラストシーンも掲載。読み比べれば物語の真意がわかる!
【原文に忠実な新訳で、ラストシーンの意味が初めてわかる!
これが本当の『大いなる遺産』だ!】
カバー図版/アンリ・マティス
カバーデザイン/須田杏菜
内容説明
ロンドン紳士になったピップは、故郷を忘れて遊びまくる。借金も作るが、成人すれば遺産を受けとれるから心配ない。ところが、故郷から訃報が届き、やがて思わぬ人物が現れ、夢の人生はおかしな方向へ。エステラの結婚の噂。ピップの恩人の謎。殺人事件の犯人は?英国文学の金字塔×サスペンス。今まで訳されずにきたセンスが良すぎる文体を見事に全訳。新訳と徹底解説20Pでラストの真意が初めてわかる。これが本当の『大いなる遺産』だ!
著者等紹介
ディケンズ[ディケンズ] [Dickens,Charles John Huffam]
1812‐1870。イギリスのヴィクトリア朝時代最大の小説家。英国の国民的作家とも評され、現代に至るまで広く親しまれている。主に庶民の視点から社会を諷刺した作品を発表した。『クリスマス・キャロル』や『オリバー・ツイスト』はミュージカルにもなって今も頻繁に上演され、『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』などは何度も映画化されている。児童書の発行部数でも、複数の作品が世界的なランキングで上位にランクされている
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア人生劇場の達人』(中公新書)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。