出版社内容情報
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。知的で爽やかなイメージだが、決して他人には立ち入らせない領域があり、その私生活と過去は謎に包まれていた。一方、女性上司とともに行方不明者を捜査する宮下刑事は、おりしも白骨死体で発見された別の女性との不審な繋がりに気づく。はたして、三条は二つの事件に関わっているのか。真相を追う二人にも危機が迫る。
内容説明
読字障害というハンディキャップを抱えながらもアメリカ留学の後、作家・評論家として活躍する三条公彦。知的で爽やかなイメージだが、決して他人には立ち入らせない領域があり、その私生活と過去は謎に包まれていた。一方、女性上司とともに行方不明者を捜査する宮下刑事は、おりしも白骨死体で発見された別の女性との不審な繋がりに気づく。はたして、三条は二つの事件に関わっているのか。真相を追う二人にも危機が迫る。
著者等紹介
伊岡瞬[イオカシュン]
1960年東京都生まれ。広告会社勤務を経て、2005年『いつか、虹の向こうへ』で第25回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞しデビュー。16年『代償』で啓文堂書店文庫大賞を獲得し、同書は50万部を超えるベストセラーとなる。19年『悪寒』で再び啓文堂書店文庫大賞を、20年『痣』で徳間文庫大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H!deking
69
ぐー、めちゃくちゃ面白かった!伊岡さん全部読んでるわけではないけど今のとここれ一番好きでした。クライマックスの展開もナイスです。続編出るなら読みたいな。2024/10/11
桜
45
感想スランプに叩き落された一冊(笑) 「私は何を読まされているんだ!」と心内で叫びつつもページは止まらず、最終的にひと昔前にあったBL本の蔑称が頭を過った。 ただ気持ち悪い感じが残るのは、仮面を付けた人達の悪意にあたったからか…。面白いとか、つまらないの判断が迷子に…。2024/09/30
ぴなもん
25
ここ2〜3年ほどで急速に世に顕になった、学歴・経歴詐称、テレビ局アナウンサー上納問題など、人間が陥りがちな闇が描かれている。読字障害(ディスレクシア)を抱える作家の三条とそのマネージャー、通訳を中心にその近辺では女性の殺人事件が連続して起こる。行方不明事件からの担当となったのは、お馴染み宮下と今回コンビを組んだ先輩は女性の小野田刑事。誰しもが少なからず『仮面』を被っていると思うが、その良し悪しは、どのような『仮面』を選ぶのか、何の目的で被るのか、で変わってくるのではないかと思った。2025/08/11
けんけんだ
23
三条公彦を演ずるなら中村倫也だと思いながら読みました。前半はかなり面白いが後半失速で、「代償」「本性」ほどインパクトはなかったような気がする。2024/10/13
オヤニラミ
18
作家で社会福祉評論家ディスレクシアというハンディキャップを乗り越えて執筆活動を行う三条公彦、マネージャーの久保川克典、三条の通訳の菊川早紀「オフィス三条」の面々の活動に繋がりの不明な女性達。ストーリーは登場人物達の視点で流れ読みやすいが中盤過ぎまで淡々とそれぞれの日常が語られ、いつ物語が動き出すのか!?と…😑小野田・宮下の2人だけの捜査も淡々と流れ終盤で殺人鬼の顔が明かされるが、アメリカで出会った被害者達との関係もあっさりで、全体的に大きな展開もなく面白味と言う点ではパンチが弱い作品でした。2025/01/22