羊殺しの巫女たち

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羊殺しの巫女たち

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041151273
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「十二年後、次の祭りの日に、ここでまた集まろうよ。みんなで」
山に囲まれた早蕨部村で12歳を迎える6人の少女たちは、未年にのみ行われる祭りの巫女に任命される。それは繁栄と災厄をもたらす「おひつじ様」を迎えるため、村の有力者たちが代々守ってきた慣習だった。祭りの日、彼女たちは慣習に隠された本当の意味を知る――。そして12年後、24歳になった彼女たちは、村の習わしを壊すというかつての約束を果たすため、村に集う。脈々と受け継がれた村の恐るべき慣習と、少女たちの運命が交錯する中、山で異様な死体が発見される。
あなたは、真実に気づくことができるか。衝撃のホラーミステリが幕を開ける!





【目次】

内容説明

「十二年後、次の祭りの日に、ここでまた集まろうよ。みんなで」山に囲まれた早蕨部村で12歳を迎える6人の少女たちは、未年にのみ行われる祭りの巫女に任命される。それは繁栄と災厄をもたらす「おひつじ様」を迎えるため、村の有力者たちが代々守ってきた慣習だった。祭りの日、彼女たちは慣習に隠された本当の意味を知る―。そして12年後、24歳になった彼女たちは、村の習わしを壊すというかつての約束を果たすため、村に集う。脈々と受け継がれた村の恐るべき慣習と、少女たちの運命が交錯する中、山で異様な死体が発見される。あなたは、真実に気づくことができるか。衝撃のホラーミステリが幕を開ける!

著者等紹介

杉井光[スギイヒカル]
1978年、東京都生まれ。電撃小説大賞の銀賞を受賞し、2006年電撃文庫『火目の巫女』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

67
少女たちの覚悟と絶望、因習に染まりきった村で運命に抗おうとする彼女たちの輝きが心にしみるホラーミステリ。「12年後、次の祭りの日に集まろう」そして再び早蕨部村に集まった彼女達が成し遂げようとしていた事は…。村に繁栄と厄災をもたらす「おひつじ様」を迎えるため未年に行われる祭り。12才の少女だけが巫女として祭りで供物を捧げることができる。祭の準備が進む中、村ではおひつじ様に喰われたとおぼしき無惨な死体が次々と発見され…。読むほどに広がる違和感から真相は途中で想像できたが美しく切ない物語にすっかり惹きこまれた。2025/10/24

アーちゃん

57
2025年、書下ろし。冒頭の2027年で惹きこまれ、第八章・終章まで2003年と1991年が交互に一人称で語られる形式がやや目まぐるしかったけれど、読み終えた後の二巡目で面白さが分かった。未年にのみ行われる”おひつじ様”を迎える祭りのため12歳の少女たちが巫女に選ばれる1991年。12年後の2003年、24歳になった巫女たちは再び村に集まる。祭りを壊すために。かなり早い時期である部分は分かったけれど腑に落ちないところが多く何度か前に戻った。キングというより小野不由美の世界に近いと思う。私は好みです。2025/10/21

ごみごみ

56
受け継がれる謎多き因習、奇妙で凄惨な事件の数々、忌まわしい秘密を共有する大人たち・・異常な村の不気味さは伝わってくるが、著者の繊細で丁寧な文章が、グロさやエグさを和らげてしまってると感じた。そして私にしては珍しく、「ひつじ」の正体が途中で予想出来てしまい、衝撃が味わえなかった💧この夏、因習ホラーを何冊か読んだが、この作品は恐ろしさより切なさが強く残る。時が止まったままだった同級生たちが、さらなる再会を誓った12年後に、思いを馳せる。2025/09/17

さっちゃん

54
12歳を迎える少女たちは「おひつじ様」を迎えるため、慣習通り未年にのみ行われる祭りの巫女になる。12年後、かつての約束を果たすため、彼女たちは村に集うが…。/男尊女卑が根強く残る山村の因習ホラーミステリ。1991年と2003年の2つの時代が交互に描かれる。なぜ村に羊年生まれは女しかいないのか、「おひつじ様」とは何なのか、12年前の祭りの日に何があったのか。ホラーというより少女達の戦いの物語。早めに羊に気付いてしまったけれど、ラストまでグイグイ読まされた。読了後に冒頭を読み返すと物悲しさでいっぱいになる。2025/10/05

オーウェン

46
早蕨部村で残る伝統の祭り。 それは12歳を迎える6人の少女が巫女となり、村の繁栄を願っておひつじ様を呼ぶため。 そして12年後に成長した少女たちが揃って村に帰ってくる。 祭りの前に戻ってきたからか、村では奇怪な死体が出てくる。おひつじ様が帰ってきたと。 謎はもちろんおひつじ様の現象と、それに絡んだ人間が誰なのかだ。 まあ犯人は想像がついたが、それにまつわる怪奇などの風習や、おひつじ様の猟奇的な殺し方などがホラーとして楽しめた。2025/10/26

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