出版社内容情報
新世紀の月開発プロジェクト「アルテミス5」。同計画のクルーとして月軌道プラットフォームゲートウェイ(LOP-G)に滞在する六人の男女は、NASAから不可解な指令を受ける。曰く「1969年のアポロ11号は月面に着陸していない。この事実を隠蔽するため、アームストロング船長の足跡を捏造して欲しい」というのだ。船長のロバートとヴェテラン宇宙飛行士のジョンは、この指令に「従うべき」という立場をとるが、副船長のサイラスと民間人クルーのキャサリンは「人類への冒とくだ」として強硬に反対する。日本人宇宙飛行士イシグロ・コウタと医師モチダ・アカネは、態度を決めきれない――。船内がバラバラに分裂する中、突如として制御を失った人工衛星がLOP-Gに激突する……!
地球に生還できるのは、誰なのか? 捏造ミッションの真相は、何なのか?
地球から38万km、超極限状況のサバイバル・ミステリ!
内容説明
新世代の月開発プロジェクト「アルテミス5」。そのクルーとして月軌道プラットフォームゲートウェイ(LOP‐G)に滞在する6人は、NASAから不可解な指令を受ける。曰く「1969年のアポロ11号は月面に着陸していない。この事実を隠蔽するため、ニール・アームストロングの足跡を捏造して欲しい」というのだ。船長のロバートとベテラン宇宙飛行士のジョンは、指令に「従うべき」という立場をとるが、副船長のサイラスと民間人クルーのキャサリンは「人類への冒涜だ」として強硬に反対する。日本人宇宙飛行士コウタ・イシグロと医師アカネ・モチダは、態度を決めきれない―。船内がバラバラに分裂する中、突如として制御を失った人工衛星がLOP‐Gに激突する…!捏造ミッションの真相は―?そして、地球に生還できるのは―誰?
著者等紹介
穂波了[ホナミリョウ]
1980年千葉県生まれ。2019年『月よりの代弁者』(出版に際して『月の落とし子』に改題)で第9回アガサ・クリスティー賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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青乃108号
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