角川文庫<br> タッグ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041150214
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

コーナーの最上段から飛んで、リングに横たわる相手に体を浴びせる――得意技のバタフライ・プレスを武器に戦う、ベイビーフェイスのプロレスラー・戸部栄純。プロレス界のスターとしてリングに立ち続ける中、妻・美鶴が急逝した。残されたふたりの子どもを育てるため、プロレスを引退し居酒屋を始めた栄純。がむしゃらに生きているうちにあっという間に10年が過ぎ、子どもたちは親離れの時期を迎える――。大学入学、就活、そして親しい人との別れ。家族というチームから出て「これから」を探しはじめる戸部家の面々は、どんな人とタッグを組むのか。ひとり欠けた家族がそれぞれの道を歩き出す、まっすぐで優しい愛にあふれた物語。

内容説明

得意技バタフライ・プレスを武器にプロレス界のスターとして活躍する戸部栄純。充実した日々の中、最愛の妻・美鶴が急逝する。残された2人の子どもを育てるため、プロレス界から引退し妻との約束だった居酒屋を始めた。あっという間に10年が過ぎ、子どもたちは親離れの時期を迎える。大学入学、就活、親しい人との別れ。それぞれの契機に、「これから」を共に生きる相手を見つけていく―。まっすぐで優しい愛にあふれた物語。

著者等紹介

小野寺史宜[オノデラフミノリ]
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。08年、第3回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作の『ROCKER』で単行本デビュー。19年、『ひと』が本屋大賞2位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

137
小野寺さんのいきなり文庫での作品。最愛の妻を突然失い、プロレスラーを引退して居酒屋を始めた「戸部」と残された二人の子供のやりとりが綴られています。子供といっても長男は就活、長女は女子大生なのでしっかりと自立しています。妻を亡くした「戸部」目線の話と母を亡くした子供たち目線の話がそれぞれに描写されてますが、シリアスな描写はほとんどなく、安心して読んでいけたのは小野寺さんならではなのかなと。苦楽を共にしてきた家族それぞれのきっかけにおいて、「これから」の未来をどう生きていくかがほんわかと温かく綴られています。2025/02/03

のぶ

88
小野寺さんの本を読んでいると、心が安らぐ気がするが、本作もそんな一作だった。元プロレスラー、戸部栄純を中心とした物語。10年前に妻の美鶴が急死、二人の子どもを育てるためプロレスラーを引退し、居酒屋<とべ>を開店したという経緯。栄純本人、大学生となった娘=衣麻、就活時期の息子=雄大、そして栄純と出会った時の美鶴、それぞれを描く連作ストーリー。家族一人一人の新たなスタートを描いているが、それぞれに関わる登場人物が数多く登場し、本シリーズ開幕における登場人物披露、という印象が強い。シリーズになるのかな?2025/02/01

aoringo

77
元プロレスラーの花形選手だった男の営む居酒屋。妻を亡くしてから十年。男手一つで育てた息子と娘も大学生になり、それぞれの道を歩もうとしている。子供達だけでなく、バイトの面々、後輩、元同僚、修行先の師匠。彼の周りを見れば気持ちの良い男だということが伝わってくる。最後の夫婦の出会いのエピソードも素敵。読んでいるこちらまで幸せな気持ちになれる理想の二人だった。2025/03/25

Karl Heintz Schneider

64
かつては花形プロレスラーだった戸部栄純だが、最愛の妻の死後、二人の子供を育てるために引退し、居酒屋を始めることに。表紙絵といいテーマといい、これまでの小野寺作品とは、かなりテイストが違う。直前に読んだ「蕎麦打ち万太郎」と内容がカブり、読みながら、あれ?これって原宏一さん?と錯覚。前職が片やプロレスラー、片や相撲取り。現職が片や居酒屋、片や蕎麦屋。偶然とはいえ、あまりにも似過ぎている。同じ時期に発売されたのは偶然?必然?2025/02/18

pohcho

61
居酒屋の主人は元プロレスラー。愛する妻を10年前に亡くし、大学生の息子と娘を育てている。亡くなった妻を含む家族四人の視点で綴られる物語。とてもやさしくてあたたかな世界観だった。いいなあ、こんな家族・・。食べ物も美味しそうで、ほくほくした気持ちになった。2025/02/21

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