角川ホラー文庫<br> ととはり屋敷

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角川ホラー文庫
ととはり屋敷

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041150115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

最強の霊能者・比嘉琴子には6人の弟妹がいた。だが、生き残ったのは真琴だけ。弟の双子・龍也と虎太を襲ったキャンプ場の惨劇、その下の弟の肇が挑んだ少年野球チームの怪、末子の栞が命がけで対峙した凶悪な獣。住人不在となった比嘉家は、いつしか呪われた家として話題を集めていた。家に現れる「ととはり」という文字列と、人を襲う化け物の正体とは――。家族の歴史を紐解く、比嘉姉妹シリーズの前日譚となる短編集!


【目次】

チノカゼ、あるいは怪談の双曲線
受け継がれるもの
このイベントはフィクションです/この怪談は実話です/この小説はエンタメです
メイク・ユア・チョイス
かたので駅の怪
ととはり屋敷

内容説明

最強の霊能者・比嘉琴子には6人の弟妹がいた。だが、生き残ったのは真琴だけ。弟の双子・龍也と虎太を襲ったキャンプ場の惨劇、その下の弟の肇が挑んだ少年野球チームの怪、末子の栞が命がけで対峙した凶悪な獣。住人不在となった比嘉家は、いつしか呪われた家として話題を集めていた。家に現れる「ととはり」という文字列と、人を襲う化け物の正体とは―。家族の歴史を紐解く、比嘉姉妹シリーズの前日譚となる短編集!

著者等紹介

澤村伊智[サワムライチ]
1979年大阪府生まれ。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉を受賞。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。20年、『ファミリーランド』で第19回Sense of Gender賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんたろー

104
比嘉姉妹シリーズ最新作は6つの短編集。大好きなのに人間関係をキチンと覚えていない自分にガッカリしつつ(琴子が長女なのは覚えていたが6人も弟妹がいたとは!些細な事なのに覚えていたのは映画『来る』で好演した柴田理恵さん(逢坂セツ子)の名前が出て喜んだ)も、初めて知った弟妹たちのキャラが巧く描き分けられ、彼らの無骨な優しさが物語に深味を与えている。故に、どの話も怖いけれど切ない味わいを堪能できた。中でも映画『SAW』をモチーフにした『メイク・ユア・チョイス』と琴子&美晴が登場の『かたので駅の怪』は好みだった👍2026/06/02

KAZOO

104
澤村さんの比嘉姉妹物のある意味前日譚といえる作品集です。比嘉琴子には6人の弟や妹たちがいたのですが、生き残ったのは真琴だけです。なぜそのようなことになったのかを様々な事件の様子などを物語として紹介してくれています。その事件がやはり怪異的なものが多く澤村さんの面目躍如といった感じがしました。2026/05/28

眠る山猫屋

70
比嘉姉弟の行く末がこんなにも早く読めてしまうとは。どの話にも厭な“ナニカ”は出てくるけれど、恐怖よりも哀感の方を強く感じてしまうのは、みんな良い子だったから・・・。責任感が強くて、自分たちを奇異の目で見ない数少ない人々の為に、怖くて悍ましいモノに立ち向かっていく。子供故の過信や力不足、真相を見抜けなかった事から命を落としていく・・・。達観しているようでいて、まだ子供だった末妹、運命に従った栞の最後の言葉が商業利用されていたのが悲しい。家族の悲劇が詰まった一冊、それでも琴子の同級生たちは救いだった。2026/05/28

yukaring

64
「あの家族は呪われている…」比嘉家の子供たちを襲う壮絶な事件。7人の姉弟で生き残ったのは琴子と真琴だけ。彼らに何が起こったのか?比嘉家の歴史が紐解かれる興味深い1冊。双子の龍也と虎太を襲ったキャンプ場の惨劇。呪われた友人を助けようと奮闘する肇、末っ子の栞が遭遇する凶悪な獣。皆人を救おうとして逆に怪異に捉えられるやり切れなさに心が痛む。そして住人が不在となった比嘉家は「呪われた家」という噂がひとり歩きをして…。『ざんどぅま』から読むと更に両親まで話が繋がる演出が面白い。もう一度シリーズを読み直したくなった。2026/06/18

さっちゃん

57
シリーズ前日譚であり家族の歴史が描かれる短編集。琴子の6人の弟妹にふりかかる怪異。呪われた家の子と周囲から距離を置かれる比嘉家の子どもたちが、それぞれ怪異と対峙するが…。/「ざんどぅま」に続いて読む。巻頭に家系図があり、年少者の死亡率の高さに胸が詰まる。ダメ過ぎるクズ父・純平も登場。弟妹の悲しい行末がわかっているだけに読み進めるのが辛い。今作を読んでシリーズへの見方が少し変わったかも。ホラーという娯楽を楽しんでいたことに妙な罪悪感を覚えてしまう。ただ、シリーズに立体感が出て愛着が増したのは言うまでもない。2026/06/08

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