みしらぬ国戦争

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みしらぬ国戦争

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041149447
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

国名も位置も分からない未確認隣接国家〈UNC〉の侵略で、「交戦状態」となったこの国。2年間続く戦争に人々は飽き飽きし、数字だけで伝えられる戦況を他人事のように感じていた。海岸の漂着物を確認するという徴集業務に従事するユイも、そんな「日常」を送る1人。ユイの目的はただ1つ、両親の形見に刻まれた謎の文字を解明し、幼い頃失った記憶を取り戻すことだ。その文字の記された漂着物を拾い集める男性、文字と同じ言語の歌を歌う少女らと交流を深めながら、その秘密に迫ろうとするユイだったが――。
みしらぬ敵、みしらぬ文字、みしらぬ歌、みしらぬ戦争。全てが繋がるとき明らかになる、戦争の“真実”とは?

内容説明

国名も位置も分からない未確認隣接国家“UNC”の侵略で、「交戦状態」となったこの国。2年間続く戦争に人々は飽き飽きし、数字だけで伝えられる戦況をどこか他人事のように感じていた。海岸の漂着物を確認するという徴集業務に従事するユイも、そんな「日常」を送る1人。ユイの目的はただ1つ、両親の形見に刻まれた謎の文字の正体を突き止め、幼い頃失った記憶を取り戻すことだ。その文字の記された漂着物を拾い集める男性、文字と同じ言語の歌を歌う女性らと交流を深めながら、その秘密に迫ろうとするユイだったが―。

著者等紹介

三崎亜記[ミサキアキ]
1970年、福岡県生まれ。熊本大学文学部卒。2004年、「となり町戦争」で第17回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、同作で第18回三島由紀夫賞、第133回直木賞にもノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケンイチミズバ

66
となり町戦争で感じたシュールで概念的な怖さ新鮮な驚きを全く感じない。見えない敵による攻撃は権力による国家規模のフェイク。何のために国民を欺いてるのか、謀略の目的が弱く安っぽい。戦時下であれば自粛し委縮する民意を統制しやすい、誘導しやすい、従順に躾けやすい。ただそれだけのため。衛星で探知されないミサイルなどあるわけがない。自衛隊による空の見張りが存在しない、在日米軍基地もない架空の日本という設定なのか。にしても情報収集にあたる外国の出先機関や海外に支社や支局がある大企業や報道機関などはどうなってるの。(笑)2025/03/28

えも

26
三崎さんの最新作▼正体不明の敵国から侵略を受けるこの国。しかし国民は厭戦状態に陥っており、国は状態打破のため敢えて敵国の攻撃を過大に偽装している。一方、海岸に正体不明の文字が書かれた漂着物が届く中、見知らぬ国に思いを寄せる人々もいた。それが実は…▼物語は何度もひっくり返され、それがいかにも三崎さんらしく魅力的。でも硬質で抑制の効いた魅惑に溢れた「となり町戦争」時代の著作に比べ、SNSやAIが台頭する今の世の中にあっては、結末が有りがちでウェットになってしまうのは、やはり仕方のないことなのだろうか?2025/04/20

眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

17
久しぶりの三崎さん作品。ワクワクして読み始めたけど…なんだコレ、ガッカリだ。以前の寝る間も惜しんで読み進めた面白さはどこへやら。はたまた私が変わってしまったのか。ただただ字面を追うだけで面白さを感じられず。残念。2025/04/18

toshi

15
状況がさっぱり分からないけれど、徐々に「となり町戦争」と同じく『戦争をしてるけれどみんな他人事と思ってる世界』の話と思えてくる。 真ん中の真っ黒なページで物語が一旦終わったようになっているけれど、そこまでの話はどうにでも取れるような状態ではっきりしない。 後半は種明かしされながら物語が進んで行くが騙し合いばかりで、どこまで行ってもはっきり見えてこない。 期待していた三崎亜紀の世界とは全く違って残念。 個人的には三崎亜紀にはこんなスケールの大きな物語ではなく、ちょっとだけ違う日常の話を書いて欲しいな。2025/04/10

そうたそ

7
★★☆☆☆ 著者久々の新作。"となり町戦争2.0"と帯にはあるが、比較するとスケールの大きさは段違い。ただ、いまいち著者の持ち味が活かされていないというか、これまでの著者の作品にあったような、独特の唯一無二の世界観に引き込まれるという読書体験はなかった。2025/04/25

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