出版社内容情報
娘の仇打ちが果たされ、虚無感に包まれていた樹里亜の元に助けを乞う1本の電話が入る。それは先日の銃撃戦で死んだと思われていた殺し屋、スリーパーこと山田太郎からのものだった。一方、身内を殺された犯罪組織のボス達はスリーパーを確実に仕留めるため、海外から凄腕の元特殊部隊員キングベアーを招く。復讐戦第2ラウンドのカウントダウンが始まる中、SM班は抗争の連鎖を止めるために動き出す。破天荒チームが活躍する警察シリーズ第4弾!
内容説明
娘の仇打ちが果たされ、虚無感に包まれていた樹里亜の元に助けを乞う1本の電話が入る。それは先日の銃撃戦で死んだと思われていた殺し屋、スリーパーこと山田太郎からのものだった。一方、身内を殺された犯罪組織のボス達は太郎を確実に仕留めるため、海外から凄腕の元特殊部隊員キングベアーを招く。復讐戦第2ラウンドのカウントダウンが始まる中、SM班は抗争の連鎖を止めるために動き出す。新感覚警察シリーズ第4弾!
著者等紹介
富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。「陰陽寮」「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説で注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fuku3
29
2024.10.12読了。シリーズ第4弾。前回迄の内容が思い出せない。SM班のメンバーさえもよく解らない。登場人物の一覧表も無い。手探りの読み始めであった。スリーパーが瀕死の重症を負うも生きていた。樹里亜の懸命な介護によりスリーパーも復調した。それを狙う半グレ集団と暴力団。シルファーの道寸は新たな殺し屋キングベアーを傭いスリーパーを狙う。復讐の報復合戦は簡単にカタが着いたが、次回への伏線があちこちにばら撒かれた儘だ。樹里亜は太郎の子どもを産んだのか⁉︎その子が太郎の復讐に向うのか⁉︎14〜15才だが⁉︎2024/10/12
み
26
何とも派手な、日本なのに…。今作で、殺し屋さんの件は終わりかな?次の事件もドンパチ派手じゃない方がイイなぁ。2024/10/14
うさっち
11
SM班メンバーの存在感が薄すぎて伝説の殺し屋スリーパーと元特殊部隊員キングベアーの方が魅力的でした。2025/06/11
5〇5
11
「これは前作の続きですね。殺し屋スリーパーの他に新たな殺し屋が登場します」 「そうね、それがキングベアーよ。犯罪組織の抗争に、この殺し屋が絡んでくるお話よ」 「そもそもSM班が主役のはずなのに、全然活躍していないメンバーがいるのはどういうこと? わたし、納得いかないわ」 「そうだな。おれもおまえの意見に同感だ」 「それより、宍戸浩介と本郷和正、松岡花梨といった本筋に関係ないサブキャラのエピソードが挟まれているのが気になるが…」 「彼らが次作のストーリーの伏線なのかしら?」2024/12/19
いいちゃん07
8
SM斑シリーズ4弾です。前作「スリーパー」から主演・助演キャラを引き継いでの本話です。職業として請負殺し屋、スリーパー。文房具等を獲物にする近接型です。彼の戦闘シーンの描き方は映像的で好ましいです。 そしてSM斑のメンバにも月日の移り変わりが反映されていきます。SROシリーズでも見られた極めてプライベートな問題が各員に発生します。本編と平行してこれらの問題解決も気になります2025/06/06
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