角川文庫<br> 闇に消えた男―フリーライター・新城誠の事件簿

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角川文庫
闇に消えた男―フリーライター・新城誠の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041149294
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

断崖絶壁に建つ武家屋敷から一族が忽然と姿を消した「消失屋敷」の殺人事件で出会ったフリーライターの新城誠と文芸評論社の編集者・中島好美。その二人にまた不可解な人間消失事件が起こった。念入りな取材を重ねることで知られるノンフィクション作家が失踪したと、捜索を依頼してきたのは、その作家の妻だった。新城は聞き取りをさっそく初めていくのだが、失踪直後に作家の実家の放火事件が発生、まじめに見えていた作家の裏の顔が暴かれることに――。富豪だった父の謎の自殺、知らない人物への送金、そして顕れる疑惑の数々。新城は持ち前の推理力を活かし推理を続けた。そして事件は意外な方向へ。巧妙に張り巡らせたミステリの伏線と物語のダイナミズム。本格ミステリの女帝が放つ、驚愕の推理エンタテインメント。

内容説明

断崖絶壁に建つ旧武家屋敷から一族が忽然と姿を消した「消人屋敷」で発生した失踪事件。そこで出会ったフリーライターの新城誠と編集者の中島好美は再び手を組む。ノンフィクション作家が取材旅行後、行方不明になった事件だ。次第に現れる疑惑の数々。新城は持ち前の推理力で調査を進め、やがて事件は意外な方向へ。巧妙に張り巡らされた伏線と物語のダイナミズム。本格ミステリの女帝が放つ、驚愕の推理エンタテインメント。

著者等紹介

深木章子[ミキアキコ]
1947年東京都生まれ。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に「鬼畜の家」で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞。『衣更月家の一族』『螺旋の底』『欺瞞の殺意』がそれぞれ第13回・第14回・第21回本格ミステリ大賞(小説部門)候補、『ミネルヴァの報復』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

buchipanda3

88
久々に読む深木氏の本格ミステリ作品。「消失屋敷」に出ていた人物が再登場とのことで、そちらの詳細は忘れてしまったが何か唖然となった記憶はある。で読んでみたが、前作を覚えていなくても問題なし。単品として楽しめた。探偵役のルポライターが芯のブレない人物で、明らかになる新事実に惑わされることなく、きっちりと構図を組み上げていくのに好感が持てた。余分な飾りを排除して次々と証言が為されていく流れも良い。そしていつの間にか既定路線の推理の中に囚われていた自分に気付かされる。視点切り替えも巧みに活用。次作も期待したい。2024/12/02

ma-bo

86
「消失屋敷の殺人」で出会ったフリーライターの新城誠と編集者の中島好美のコンビ。前作は読んでないけど独立した話だったので問題はなかった。ノンフィクション作家が失踪し、懇意の編集長を通じて依頼をしてきたのは作家の妻だった。放火事件や、知らない人物への送金、赤ん坊の取り違え疑惑等、顕れる様々な事柄。新城の調査と、ワトソン的役の好美目線、作家の妻の目線と切り替わって描かれる。真相はちょっと無理がありそうな気がするけどね(^_^;)。グーグルマップのストリートビューで疑惑の違和感を暴くのはなるほどと納得。2025/02/10

koma-inu

35
ある作家が取材後、行方不明になり、その行方を調査する新城&中島コンビシリーズ。前作を読んで無いですが、同じく人間消失もの。社会派サスペンス寄りの話で進み、やや地味。終盤の解決編は、なかなかの怒涛展開。今までの人間関係の印象がガラッと変わる上に、消失した理由がモノ悲しい。冷静に考えるとこの設定は無理じゃないか?という気もしますが、良しとしましょう。所々出てくる居酒屋メニューが美味しそう。ところで、消失の依頼を、なぜしたんだっけ?という疑問が残りました。2025/01/12

海の仙人

34
読友さんの感想を読んで気になった一冊。フリーライターの新城と編集者の好美がノンフィクション作家の失踪の謎に迫っていく。新城の類い稀な推理力、洞察力で事件の巧妙なからくりが徐々に明らかにされ行く後半にグイグイ引き付けられました。面白かった。シリーズ2作目らしいので前作も是非読んでみたいと思います。2025/05/31

KEI

32
初読みの作家さん。フリーライター新城が謎を解くシリーズ2作目らしい。行方不明になった資産家のノンフィクションライターを探す話。1950から70年頃まで起きた新生児取り違え事件、連続放火、DVなど盛りだくさんだったが、新城の出した真相は驚きよりだいぶ無理があると思う。加えて、真犯人が分かってもその後はご自由にと犯人に任せてしまう事は殺人者を見逃す時いう事。昔読んだ内田康夫の浅見シリーズの結末が似ているので不満が残ってしまった。2025/01/05

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