出版社内容情報
騎士の名家に生まれた令嬢ヴィットーリアは、晩餐会で婚約破棄された瞬間、気が付いた。
ようやく父からも、嫌みだらけの第二王子からも解放されたと。
すべてを捨て、ただの「トリア」として騎士になって生きていくことを宣言!
だがそこに、隣国の「死に戻り皇帝」ラウを狙う刺客が現れ、咄嗟に彼を救ったトリア。
「どうかこの私、ラウ・ランメルト・キールストラと結婚して欲しい」
なぜかラウに結婚を申し込まれて……!?
内容説明
騎士の名家に生まれた令嬢ヴィットーリアは、晩餐会で婚約破棄された瞬間、気が付いた。ようやく父からも、嫌みだらけの第二王子からも解放されたと。すべてを捨て、ただの「トリア」として騎士になって生きていくことを宣言!だがそこに、隣国の「死に戻り皇帝」ラウを狙う刺客が現れ、咄嗟に彼を救ったトリア。「どうかこの私、ラウ・ランメルト・キールストラと結婚して欲しい」なぜかラウに結婚を申し込まれて…!?
著者等紹介
青田かずみ[アオタカズミ]
宮城県出身。第19回角川ビーンズ小説大賞にて奨励賞を受賞。2021年『とらわれ花姫の幸せな誤算 仮面に隠された恋の名は』(受賞作・改題改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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史
4
どこがどうというわけではないが、全体的に相性が悪い作品。婚約破棄要素はこの作品には必要なかったのではないかと。そこのテンポが悪くて合わなかったから全体を通してついていけなくなってしまった。なんとも。2024/09/05
くまくま
4
スピード感ありで面白かった。2024/08/18
菊地
3
「騎士ヒロイン」と「死に戻り皇帝」の関係性がとても良かった一方で、婚約破棄から始まる導入がやや強引で、そういう意味で一部にバランスの悪さを感じたかな。 個人的に良い点と悪い点の振り幅が大きい作品でしたね。 ただ次巻が出たら読んでみたい気はします。2024/08/24
あさい
1
めちゃくちゃ格好いいね!?婚約破棄された令嬢・ヴィットーリアは、もう一般人になったるわ!と婚約相手に無礼をぶちかましたものの、そこで隣国皇帝のラウに結婚してほしいと見初められ、というところから始まる物語。ヴィットーリアことトリアが騎士としての矜持と誰かを守りたいという強い気持ちを持つ人でさっぱりしていて気持ち良かったし、彼女が騎士として守りたいという感情からラウだから守りたいになっていくさまが見ていて最高。そしてトリアの強さと優しさに惚れるラウが良い。こんなん好きになるわ。ふたりとも戦闘能力も強くて最高。2025/01/30