出版社内容情報
クリスマスも近い小京都・角館にやってきた、フリーのエージェント影山夏樹。彼は世界の諜報機関から゛冷たい狂犬゛と恐れられる凄腕のスパイだった。かつて夏樹が中国との二重スパイを暴いた緒方が何者かに殺害され、その葬式に招待されたのだ。公安庁の元同僚で、現在は非公開の情報機関に所属する真木麗奈からの招待状。やがて、緒方が遺した謎の地図によって、夏樹は中朝の諜報機関から追われる羽目に。緒方が遺したものとは?
内容説明
クリスマスも近い雪の小京都・角館にやって来た影山夏樹。世界から“冷たい狂犬”と恐れられる凄腕の諜報員である彼は、殺害された元上司の緒方の葬式に呼ばれたのだ。しかも呼んだ主は公安調査庁の元部下で、現在は情報機関に所属する真木麗奈。だが、葬式に参列しようとした矢先、2人は謎の武装犯に襲撃される。中朝の諜報機関が狙う、緒方が残した恐るべき情報とは?最新の世界情勢によって紡がれる、国際謀略アクション!
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年生まれ。2007年、『傭兵代理店』で鮮烈デビューを飾り、同シリーズ(祥伝社文庫)は新しいアクション小説として人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
150
“冷たい狂犬”シリーズ”というシリーズものとは知らずに読んでしまったが、単体作品としても読める。秋田に元上司の緒方の葬式に呼ばれて、呼んだ真木麗奈と共に秋田に向かった影山夏樹。そこで、武装犯に襲撃にあう。秋田で派手なバトルをすると思ったら、すごい展開だ。今の世界情勢を取り入れての中朝の諜報機関とのバトルは迫力がある。読んでて、手に汗握るほどのアクションシーン。時間があれば一気読み間違いなし。“冷たい狂犬”シリーズ、一作目から読んでみたくなった。シリーズを追いかけてみようと思う。2024/09/28
み
21
冷たい狂犬シリーズ♪夏樹さんチームがパワーアップですね、今作は他のシリーズからの助っ人なしだったのが、ちと残念ながら、麗奈さんもカッケー^ ^2024/07/24
なつりか
5
★★★★☆ 図書館で何となく借りた。数ページ読んだら「冷たい狂犬!」得した気分。派手に面白い。2025/02/24
おしょも
5
強いけど女性には弱い…という影山さんが、ストイックすぎる藤堂さんより好きです。でも、渡辺先生、そろそろシックスコインシリーズの続編が読みたいのです。2024/07/11
しん
4
スパイアクション。今回はバディ物。昔所属した組織の上司の死から始まる、謎の物語、舞台は秋田から島国へ。仲間も少しずつ増えて、傭兵代理店ぽくなってきた。2024/06/16
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