我らが緑の大地

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

我らが緑の大地

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月17日 21時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 408p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041147481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

森のあらゆる生物が襲い来る!

植物の「魔の手」から
逃れられるか!?

人類の命運を託されたのは、
ワーママ研究者と、その息子
震撼のパニックサスペンス!

スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話(コミュニケーション)」について研究している。コマツナは虫にかじられると毒を合成したり、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せたりするなど、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて緊急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが……?

内容説明

『森から有害な生物を駆除する。害虫、病原菌、草食動物…そして人間』スタートアップ企業・グリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の「会話」について研究している。コマツナは虫にかじられると、SOSを出して虫の天敵を呼び寄せるなど、植物も驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて救急搬送される事件が発生。さらには、原因不明の山火事や、飢えて狂暴化した猿による襲撃、森を走る「謎の野人」の目撃情報など、奇怪な出来事が相次いでいた。野乃は一連の事件を「植物による反乱」ととらえ立ち向かおうとするが…?

著者等紹介

荻原浩[オギワラヒロシ]
1956年埼玉県生まれ。広告制作会社勤務を経て、コピーライターとして独立。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞、14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞、16年『海の見える理髪店』で直木賞、24年『笑う森』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

223
荻原 浩は、新作をコンスタントに読んでいるさいたま地元作家です。本書は、近未来SFバイオ・サスペンス警告の書でした。本書のような小説を読むと、植物が地球を支配している説を想い出します。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322311000884/2025/04/09

パトラッシュ

185
AIを使って植物の言葉を調べるプロジェクトに参加した科学者が、植物が人への怒りから反乱を企てる異常事態を察知する。実に面白い設定で期待して読んだが、読後感は「?」だった。植物が人を攻撃する異常事態の連続なのに、ヒロインは妙に楽し気で恐怖や緊迫感が感じられない。しかも植物が意志を持って行動を起こしたのかも描かれず進むので、小説として構造が弱い。自分なら植物の反乱で追い詰められた人類が、何とか植物との意思疎通に成功して生きる道を探るドラマに仕立てただろう。いわばプロローグ部分だけを物語化した意図がわからない。2025/05/12

しんたろー

136
荻原さん新作は、研究農場で働く野乃を主人公に植物が人類への反抗を始める様子を描いたSFサスペンス。全く知らなかった植物の特性や知性に驚く序盤で惹き込まれ、恐怖が加速してゆく中盤以降は野乃を応援しながら楽しめた。野乃の息子・一樹とのシーンには微笑ましさを織り込んでいるのが著者らしいし、単なる笑いにしないで後々の伏線になっている部分もあって、流石の職人芸と感じた。著者の作品群の中では同類の『楽園の真下』程には手に汗握る緊張感はないが充分満足できる面白さ。人間の傲慢さを反省し、自然の凄さを思い知る良作と思えた。2025/05/27

のぶ

118
主人公のグリーンプラネットに勤める村岡野乃は、植物の会話について研究している。いろいろと研究するうちに、植物もほかの生物と同様、驚くべき知性を持っていることがわかってきた。ある日、農場の視察に訪れた企業の社員が、改良された大豆を食べて緊急搬送される事件が発生。その先は…。植物が反乱を起こすって怖いですね。そんなパニック・サスペンスを荻原さんの世界で描いています。植物については詳しくなったけれど、荻原作品としての出来は並の下でしょうか。子どもを使って展開を進めていくところは、らしいと思いました。2025/03/10

キムチ

104
コミカルディザスター感炸裂・・ラストの放り出し方も笑えて‥この後 で、今後どうなるの? 地球の害虫と言えなくもないホモサピエンスを自制するには一理あるかも(勝手にCO2 を排出し、温度を上げ、動植物を自分らの価値観で愛玩したり食したり傲慢の極み)漫画読まないからこそ、野乃さんの荒唐無稽ぶり 笑う以前に只々呆気に取られて 頁ターナー化。遺伝子操作や品種改良で弄繰り回す現代・・今は道具として使っているAI が植物と連帯する発想が面白いとはいえ、山火事、食糧危機、アナフィラキシーショック、猿の襲撃は現実みあり2025/05/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22418709
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品