角川文庫<br> 新宿特別区警察署 Lの捜査官

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角川文庫
新宿特別区警察署 Lの捜査官

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041147313
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

歌舞伎町、新宿二丁目、三丁目を管轄する「新宿特別区警察署」。その担当区域の地図上の形から、「新宿L署」と呼ばれている。その「L署」に本日着任の新井琴音警部は、小3の息子のインフルエンザで初出勤すら危ぶまれていた。夫の敦は警視庁本部捜査一課の刑事だが、琴音のほうが階級は上で、夫婦仲はぎくしゃくしている。大幅に遅刻しつつも琴音がなんとかL署に到着した途端、個性的な服装の女性部下・堂原六花巡査部長から管内で殺人事件が発生と聞く。歌舞伎町のホテルで全裸の中年女性の遺体が発見され、その女性の息子がノコギリを持ち逃走中というのだ。琴音は、レズビアンであることをカミングアウトしている六花から、L署が管轄するこの独特な界隈の歴史や情報を聞き、捜査に入る。その夜、二丁目のショーパブで六花に会った敦だが、上階のイベントスペースで無差別殺傷事件が発生。犯人はその場で自殺したが……。母であり妻であり警察署幹部である琴音と、レズビアンの異色捜査官として男性中心組織の中で闊歩する六花。
L署の他の面々と共に、事件解決に向けて奮闘する!

内容説明

警部の琴音は赴任初日から息子の急病で出勤が危ぶまれていた。赴任地は新宿の歓楽街のみを管轄する新宿特別区警察署。該当エリアの形から『新宿L署』とも呼ばれていた。なんとか到着した途端、個性的な服装の部下、六花から殺人事件の一報を聞く。捜査を進める中、さらに二丁目で無差別殺傷事件が発生。母であり妻であり警察組織幹部の琴音と、レズビアンを公言している六花との異色のコンビが、欲望渦巻く街で事件に挑む!

著者等紹介

吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年、埼玉県生まれ。『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞し、2008年に作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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akiᵕ̈

29
女性で警部という立場であり、まだ小3の子を育てながら、挙句旦那は同期刑事で階級は自分より下だが警部を目指し一線で働いていて子供を見てくれる親はいず、辛うじて義姉に見てもらうというこんな状況下で互いに子育ての協力を求め合い事件と向き合っていくのは現実ムリがありすぎるのではと、読んでいて息苦しかった。扱うテーマは多様性。新宿の歓楽街のみを管轄するというだけあって、様々な性に苦しむ人たちが渦巻いている中で起きた2つの殺人事件。親の愛とエゴのはき違いの成れの果ては哀れだが、現代社会の子育ての難しさも問われる。2024/09/10

ゆずぽん

22
新宿特別区警察署内のホテルでの殺人事件と二丁目で起こった無差別殺傷事件を解決するのは・・・いろんなテーマが織り込まれた作品。ともすれば、とっ散らかってしまいそうですがうまくまとまって違和感なく読了。登場人物の思いが切なくてしんどくなる場面も多々ありましたが、魅力的なキャラクターもいて面白かった。続編がでたら読みたい1冊でした。2024/05/10

冬野

12
初読み作者さんの社会派ミステリ。妻の方が階級が上の警察官夫婦と、レズビアンで型破りな六花が歌舞伎町で起こった殺人事件の真相を探っていく。ジェンダー問題や性的マイノリティ、毒親といったテーマを盛り込んでいて読むのにかなり体力を使う。捜査が進むにつれて点と点だった要素がどんどん繋がっていくのがスリリングで面白かった。一方琴音と敦夫婦の軋轢は解消には向かわず…敦がしょーもない男すぎやしないか?警察官の働き方自体現代に合ってない気もする。琴音と六花のバディっぽいところが見られたらもっと良かったかも。星:4/52024/04/24

りょう

5
39歳の刑事琴音さんと、部下のオットの刑事、小4の息子、親との関係、そして2つの事件。もう、たくさんの腹が立つこと、理不尽なことがこれでもかっ!と押し寄せてくる。琴音さんはその中で生きてるんだけど、読む方も感情がゆさぶられっぱなし。2024/09/20

まゆこ

5
★★★☆☆2024/09/06

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