出版社内容情報
旗本の黒崎が札差・笠倉屋にやってきた。すでに借り入れできない配下の侍に、さらに十両貸せと言う。突然の無茶な金談に違和感を覚えた弐吉は、2人の繋がりを調べ始める。黒崎は、弐吉の父の死にまつわる疑惑の相手でもあった。ただならぬ思いで黒崎に迫る弐吉に、公儀御用達の品の怪しい動きが見え隠れするのだが、確かな証が見つからず……。行き詰まった弐吉は、命がけである勝負に出る。
決意と覚悟のシリーズ第3巻!
内容説明
旗本の黒崎が札差・笠倉屋にやってきた。すでに借り入れできない配下の侍に、さらに十両貸せと言う。突然の無茶な金談に違和感を覚えた弐吉は、2人の繋がりを調べ始める。黒崎は、弐吉の父の死にまつわる疑惑の相手でもあった。ただならぬ思いで黒崎に迫る弐吉に、公儀御用達の品の怪しい動きが見え隠れするのだが、確かな証が見つからず…。行き詰まった弐吉は、命がけである勝負に出る。決意と覚悟のシリーズ第3巻!
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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