角川文庫<br> インドラネット

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041143209
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない――何の取り柄もないことに強いコンプレックスを抱いて生きてきた八目晃は、非正規雇用で給与も安く、ゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校の同級生で、カリスマ性を持つ野々宮空知と、美貌の姉妹と親しく付き合ったこと。だがその空知が、カンボジアで消息を絶ったという。空知の行方を追い、東南アジアの混沌の中に飛び込んだ晃。そこで待っていたのは、美貌の三きょうだいの凄絶な過去だった……

内容説明

平凡な顔、運動神経は鈍く、勉強も得意ではない―何の取り柄もない八目晃は、非正規雇用でゲームしか夢中になれない無為な生活を送っていた。唯一の誇りは、高校時代のカリスマ、野々宮空知とその美貌の姉妹と家族ぐるみで親しくしたこと。だが野々宮家の父親の葬儀で、空知はカンボジアで消息を絶ったと聞かされる。空知を捜しに東南アジアの混沌の中に飛び込むが、そこで待っていたのは、彼らの凄絶な過去だった…。

著者等紹介

桐野夏生[キリノナツオ]
1951年金沢生まれ。93年『顔に降りかかる雨』で江戸川乱歩賞、98年『OUT』で日本推理作家協会賞、99年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、04年『残虐記』で柴田錬三郎賞、05年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞、08年『東京島』で谷崎潤一郎賞、09年『女神記』で紫式部文学賞、10年『ナニカアル』で島清恋愛文学賞、11年同作で読売文学賞。04年、英訳版『OUT』で日本人初のエドガー賞候補となる。15年紫綬褒章、21年早稲田大学坪内逍遙大賞、23年『燕は戻ってこない』で毎日芸術賞と吉川英治文学大賞、24年日本芸術院賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆみのすけ

31
非正規雇用の冴えない契約社員。会社では女性を軽視した発言で女子全員に総スカンをくらい、退職を決めた。毎日を無為に過ごしていた彼の元に高校時代容姿の端麗さで皆の羨望を集めていた友人空知の父親が亡くなったと連絡が来る。葬儀に参列したことで、音信不通の空知を探すべくカンボジアへの壮大な物語が始まる。空知と彼の姉妹を探す物語は次々に思いもよらない展開が進み、ハラハラドキドキ。彼らに何が起こったのか。特殊詐欺に、カンボジアの歴史、様々な出来事が物語に絡み、怒涛の展開でおもしろかった。最後は呆然。2025/02/09

楽駿

28
品川図書館本。最近、嵌っている桐野氏。ストーリー展開が上手すぎて、知らず、すらすら読めちゃう。私が知っているようで知らなかった国の現状も、綺麗に説明されていて回収。思った事を思ったように語れない国の現状は、きっと、どこもここと同じなのかもしれない。バックパッカーの現状というものも、実はこんなものなのかもしれない。人は自分の為に生きているのか、それとも、自分に期待している人の為に生きているのか、迷う。自分の為に生きていく事が、なんて贅沢で、難しい事なのか。どう自分が行きたいのか、改めて迷った。2024/10/13

こばゆみ

12
ダメダメ主人公の晃が、人生で一番の親友だった空知を探しにカンボジア(及び東南アジア)へ行き、よく分からない事件に巻き込まれていくお話。いやー引き込まれた、面白かった!呆気ない結末は『猿の見る夢』に雰囲気が近いように感じて、賛否は分かれるだろうけど、個人的にはやはりこの感じ好きだなーと思った(^^)2024/08/19

Eddie

11
全く先の読めないストーリーだったが、なんかいい感じのエンディングになりそうと思ったら、そんなんアリ??という結末。懸命に探した友とそんな風になるか?!と、個人的にな納得しかねるラストでした。 でもガッツリはまるストーリーは秀逸!2025/05/14

Ayako H

11
図書館から。クズでダメな男が人探しに初めての海外。ろくでもない目に会ってばかりの前半、どーすんのよあんた、と思いながら読み進む。ラストはびっくりでしたね〜。姉はともかく妹は大丈夫だろうか。3年後5年後10年後のダメ男晃はどうなっていくんだろうか。婆ちゃんは善人であってほしいね。スピード感があって面白かった。2024/08/19

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