守護者の傷

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守護者の傷

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041142080
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「違法捜査は本当にあったのか?」水沼加穂留(みずぬまかおる)は神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま三十歳までキャリアを重ね、春の異動で「訟務課」へ。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署だ。ほどなくして外部からも新人の新崎大也(しんざきだいや)がやって来る。淡々として同僚と関わらない彼だが、実は弁護士の資格を持つらしい。なぜ弁護士が警察職員に? そんな折、強盗犯グループへの違法捜査を問う裁判が発生し、加穂留と新崎が担当することに。威圧的な取り調べはなかったという捜査一課の言葉を信じ、彼らを守ろうと公判にのぞむ加穂留。しかし法廷で、関与した警察官の「嘘」が暴露され――。

内容説明

水沼加穂留は神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま30歳までキャリアを重ね、春の異動で「訟務課」へ。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署だ。ほどなくして外部からも新人の新崎大也がやって来る。淡々として同僚と関わらない彼だが、実は弁護士の資格を持つらしい。なぜ弁護士が警察職員に?そんな折、強盗犯グループへの違法捜査を問う裁判が発生し、加穂留と新崎が担当することに。威圧的な取り調べはなかったという捜査一課の言葉を信じ、彼らを守ろうと公判に臨む加穂留。しかし法廷で、関与した警察官の「嘘」が暴露され―。違法捜査は本当にあったのか?法と組織、ふたつの正義の間で揺れる巡査部長・加穂留の決断は―。圧巻の法廷×警察小説。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

208
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。冤罪防止&人権尊重&パワハラ等、刑事も辛い時代なんでしょうね。その内、尋問もAIに取って代わられるかも知れません。警察内に訟務課というセクションがあるのを初めて知りました。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000301/2024/03/13

旅するランナー

206
主人公は神奈川県警訟務課の水沼加穂留巡査部長。そこへ弁護士の新崎大也が異例の転職をしてくる。捜査一課による違法捜査はあったのか? 新崎は何者で目的は何なのか? 二つの謎を調査していくうちに、警察組織の暗部が明らかになっていく。訟務課は、警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署。警察の盾、訟務課が警察への矛となる、骨太な警察小説。2024/04/06

いつでも母さん

151
訟務課が舞台の堂場さんの書き下ろし新作。第一部『敗訴』捜査一課がそんなに偉いか!心の声が漏れる私だが、警察を勝たせる仕事・・ならば全てを正直に言いなさいよ。上尾みたいな奴は大嫌いだ。そこからの第二部『R』は神奈川県警に蔓延る闇の話・・そんな派閥は本当に有りそうだと思うから恐い。根は深いよね、多分(汗)訟務課のお仕事をもっと読みたくなる読後感。加穂留と新崎のその後が気になるところだ。そして、堂場作品にちょこちょこ挟まれる食べ物のシーン。今回も色々美味しそうだった(笑)2024/04/08

ma-bo

103
水沼加穂留が主人公。神奈川県警の巡査部長。捜査一課への配属希望は通らぬまま「訟務課」へ異動。警察が訴えられた民事裁判の対応をする部署。聞きなれない、焦点の当てられる事のなかった部署だと思うけど、第2回警察小説新人賞受賞作【県警の守護神】でも訟務課が舞台となっていたな。新しく部署に来た新人は元弁護士。弁護士がなぜ警察に転職?そして異動まもない訴訟で警察側は敗訴の憂き目に。その謎を調べる内に警察内の暗部の組織の存在が浮かんでくる。堂場さんの作品では珍しい単発もの。シリーズ化していくのかな?2024/07/16

タックン

100
(訴務課)なんて聞いたことないので、警察が訴えられた時の訴訟対応部署だと知って驚いた。 そこに異動まもない水沼加穂留は訴訟で敗訴の憂き目にあう。っで控訴手続きしたとこでなぜか訴訟の件はそのままになった。 それより訴務課に急に新人が来て、それが元弁護士だと聞いて背後に不穏な感じがした加穂留は独自に調査していく。そこで過去の訴訟とRという組織に行きつく。 Rの真相の追及やそれとの対峙はなかなか興味深く気になって一気読みした。それなのに最後のRのあっけなさに拍子抜けした。 2024/06/13

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