角川スニーカー文庫 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました〈１３〉

ざっぽん【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 280p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041141793
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　ある日、大陸中に衝撃的な一報が駆け巡った。勇者ヴァン一行が魔王軍を打ち倒し、長きにわたった戦争に人類が勝利したのだった。――そんな吉報も辺境の地ゾルタンにはまだ届かず、すっかり秋の色に染まったのどかなこの街は、収穫祭が近づき活気づいていた。
　レッドとリットが二人で出店準備を進めていたところ、どうやら葉牡丹やルーティ達もお店を出すそうで――。
「じゃあさ！　私達の店は３店並べて出そうよ！」
　協力すれば楽しい時間もひとしお。みんな一緒に準備開始！秋の夜長も幸せいっぱいのスローライフ！

内容説明

ある日、大陸中に衝撃的な一報が駆け巡った。勇者ヴァン一行が魔王軍を打ち倒し、長きにわたった戦争に人類が勝利したのだった。―そんな吉報も辺境の地ゾルタンにはまだ届かず、すっかり秋の色に染まったのどかなこの街は、収穫祭が近づき活気づいていた。レッドとリットが二人で出店準備を進めていたところ、どうやら葉牡丹やルーティ達もお店を出すそうで―。「じゃあさ！私達の店は３店並べて出そうよ！」協力すれば楽しい時間もひとしお。みんな一緒に準備開始！秋の夜長も幸せいっぱいのスローライフ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[芳樹]

【BW】勇者ヴァンたちが魔王軍を打ち倒し、人類が魔王軍に勝利したというニュースがゾルタンにも届いて…という今回。収穫祭に出店するためレッドとリットだけでなく、ルーティ＆ティセ組や、葉牡丹たちもそれぞれの立場で、「単なる人」として取り組んで行く様子は感慨深いものがありました。そして今回、ついにレッドとルーティの正体が住人の知るところになったということは、この物語も終わりに差しかかってきたということでしょうか。とはいえ、まだ魔王とその配下は健在なので、この二人の動向も気になるところ。今後の展開が楽しみです。

2024/05/05

[水無月冬弥]

スローライフを満喫している３人に、勝利して帰ってきた兵士たちとの邂逅、綺麗ごとではない戦場を自分の意志で去ったゆえの自責を垣間見た巻ですが、なんとか和解できたかんじでニッコリ、結婚式ももうすぐで、魔王（勇者）もそばまできているし、そろそろ物語もフィナーレかな？

2024/02/08

[ARI]

今回はかなり普通にスローライフだった！ そこに驚くなよと言いたいけど、毎回割と何かしら巻き込まれてる気がしますし仕方ない。次回だってまたルーティの加護を巡って話が広がりそうですし。 ともあれ、今回は秋の祭りで出店をやろうの回でした。レッド、リットはもちろん。ルーティ、牡丹もそれぞれ出店しようということで、みんなで協力して準備をしていくほのぼの空気が良かったですね。うげうげさんは、鎧を動かすとかいうまた新しい特技で読者を驚かせてきましたね。

2024/01/04

[ちゅるふ]

世界はちょっとだけ落ち着いた。でも、スローライフにたどり着くのはまだまだ先か？

2024/01/03

[kumozaru_at_fa]

今回も文句なしに面白い。 話は終わりが近づいているようなので、楽しみ。 タイトルだけだとその他のなろう系の勇者ものなんだけど 設定の作りこみが秀逸だと再確認した。

2024/01/07