内容説明
イギリスの伝統校ブルックフィールドで、半世紀以上にわたり教壇に立ったチップス先生。昔のスタイルを守りながらも、しゃれのきいた会話で生徒を楽しませてきた。いたずら盛りの教え子たちとの刺激に満ちた毎日、聡明な妻と語り合った日々。ブルックフィールドを去ったいま、さまざまな思い出がチップス先生の胸によみがえる。イギリスらしいユーモアとウィットにあふれ、世代を超えて親しまれる名作。総単語数16790語。
目次
James Hilton’s Own Introduction
Good‐bye,Mr.Chips
著者等紹介
ヒルトン,ジェームズ[ヒルトン,ジェームズ][Hilton,James]
1900‐1954。イギリス生まれ。ケンブリッジ大学卒業。チベットの理想郷「シャングリ・ラ」を舞台にした長編小説『失われた地平線』を発表し、一躍話題を集める。1943年に発表した『チップス先生さようなら』は、本国イギリスのみならずアメリカでも大評判となった。のちにアメリカに移住し、帰化
松澤喜好[マツザワキヨシ]
1950年生まれ。電気通信大学電波通信学科卒業。富士ゼロックス株式会社入社。日本音声学会、日本英語学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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