バーニング・ダンサー

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バーニング・ダンサー

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  • サイズ 46判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041141779
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

特別な能力で大衆を煽動する殺人犯・ホムラvs. “猟犬”の異名をもつ元捜査一課刑事
「あの、私も妹も、交通課から来ました」。その一言を聞いて、永嶺スバルは絶句した。違法捜査も厭わない“猟犬”と呼ばれた捜査一課での職務を失い、新しい課に配属された初日。やってきたのは、仲良し姉妹、田舎の駐在所から来た好々爺、机の下に隠れて怯える女性、民間人を誤認逮捕しかけても悪びれない金髪男だった。着任早々、チームに異様な死体の事件の報告が入る。全身の血液が沸騰した死体と、炭化するほど燃やされた死体。ただ一人の理解者であった相棒を失い、心の傷が癒えぬスバルは、捜査経験がほぼない「警視庁公安部第五課 コトダマ犯罪調査課」のメンバーで捜査を開始する。メンバーの共通点はただ一つ。ある能力を保持していることだった――。「すべての始まり」から、犯人の嘘は仕込まれている。6作品連続「このミステリーがすごい!」ランクイン &「本格ミステリ大賞(評論部門)」受賞作家最新作。阿津川マジックが炸裂する、最高峰の謎解き×警察ミステリ!!

内容説明

「あの、私も妹も、交通総務課から来ました」。そう聞いて、永嶺スバルは絶句した。犯人を挙げるため違法捜査も厭わなかった捜査一課での職務を失い、異動した先での初日。やって来たのは、仲良し姉妹、田舎の駐在所から来た好々爺、机の下に隠れて怯える女性、民間人を誤認逮捕しかけても悪びれない金髪男だった。着任早々、異様な事件の報告が入る。全身の血液が沸騰した死体と、炭化するほど燃やされた死体。―後に犯人は声明をネットにアップし、日本中を混乱と恐怖に陥れる。相棒を失った心の傷が癒えぬ永嶺は、この「警視庁公安部公安第五課 コトダマ犯罪調査課」のメンバーと捜査を開始した。彼らの共通点はただ一つ。ある能力を保持していることだった―。6作品連続「このミステリーがすごい!」ランクイン&「本格ミステリ大賞(評論・研究部門)」受賞作家最新作。

著者等紹介

阿津川辰海[アツカワタツミ]
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、本格ミステリー新人発掘企画「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』でデビュー。以後発表した作品はそれぞれがミステリ・ランキングの上位を席巻。20年、『透明人間は密室に潜む』で本格ミステリ・ベスト10の第1位に輝く。23年には『阿津川辰海 読書日記 かくしてミステリー作家は語る“新鋭奮闘編”』で第23回本格ミステリ大賞“評論・研究部門”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

413
あまり期待していなかったけれどもかなり楽しめた。しっかりとしたミステリ作家が書かないと成立しないような絶妙な案配の警察小説+異能バトル。あまりに都合よく人が駒のように動く場面が多いといえば多いが、ソレも含めて、章の終わりに追加されていくホワイトボードの手掛かりの羅列など、かなりジェフリー・ディーヴァーを意識しているように感じた。ラストのツイストなどもちゃんと"らしさ"を出せている。望月の能力って靴やスリッパから聞けばもっと色々話が早いんじゃないか?という点は致命的な欠陥だと思う。続編ありそうだから楽しみ。2024/12/25

パトラッシュ

258
異能力が当然の世界で犯罪を追うミステリは珍しくないが、警察小説として展開したのは初か。従来の手法で解決できない事件のため、公安部内に内外から「コトダマ」を使える人材を集めた捜査班を設ける設定から惹かれる。髙村薫の捜査一課シリーズを思わせる個性的な面々を班長として率いる永嶺スバルが、彼らをまとめて正義を貫くため苦労する姿は合田雄一郎に相通じる。証拠や異能力の使用ルールから犯人を推理するスタイルを崩さず、何気ない記述が伏線となるなど構成も巧みだ。これで警察組織内の軋轢が有機的にストーリーに絡めば満点だったが。2024/08/15

青乃108号

243
題名からして「リンカーン・ライム」シリーズにインスパイアされた作品。「ロカールの法則」やホワイトボードによる捜査状況の整理場面が頻繁に登場する事、加えて二転三転するストーリー展開はまさにライム物にそっくりだ。大きく異なるのは設定の特殊さ。隕石の落下により、突然人類に発生した「言霊」による特殊能力者100名。「燃やす」「硬くなる」「入れ換える」など1人に1つの能力。当然の様に起こる、能力者による犯罪。急遽編成された6名の能力者のチームよる捜査。ワクワクさせるお膳立て。面白く読んだが、結末が…続編ありきかな。2025/02/20

hirokun

144
★4 『コトダマ遣い』という特殊能力をテーマにしたミステリ警察小説。コトダマを遣う時の前提条件をきめ細かく設定し、それが謎解きのアクセントになった展開は、非常に興味深く設定されており、大変面白く読ませてもらった。阿津川さんの作品は、あまり読んでいないが、ストーリーが緻密に展開されており、それを一つずつ確認しながら進めてゆく読書もなかなか味わいのある時間となった。2024/08/31

のりすけ

110
異能力VS異能力、なんとなく『めだかボックス』を思い出してしまった。異能力系警察もの。こういうのはワクワクしちゃう。大した能力じゃないのに使い方で有効活用できる、そこがいい。このまま終わるのはもったいないので続編希望。私が欲しい能力は「祟る」「反転する」祟っちゃうよー、お前もお前も、祟りまくってやる。陰キャ舐めんなよ。それよりほしいのは「儲ける」ですね(なかったけど)。ウハウハドンガバチョと儲けまくり財を成したい。2024/11/14

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