角川文庫<br> 警官の道

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警官の道

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041140857
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。
組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。
「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー!

内容説明

「力が必要だ」―母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた…(「聖」)。組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。注目作家たちの豪華警察小説アンソロジー!

著者等紹介

呉勝浩[ゴカツヒロ]
1981年青森県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞、20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞と第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞

下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)の、16年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)の候補になる

長浦京[ナガウラキョウ]
1967年埼玉県生まれ。法政大学経営学部卒業。出版社勤務、音楽ライターなどを経て放送作家に。その後、指定難病にかかり闘病生活に入る。2011年、退院後に初めて書き上げた『赤刃』で、第6回小説現代長編新人賞を受賞しデビュー。17年『リボルバー・リリー』で第19回大藪春彦賞、19年『マーダーズ』で第2回細谷正充賞を受賞。20年刊行の『アンダードッグス』は直木賞、日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)の候補となるなど、エンターテインメント小説界で注目を浴びている

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年岐阜県生まれ。2009年『さよならドビュッシー』で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、デビュー

葉真中顕[ハマナカアキ]
1976年東京都生まれ。2013年『ロスト・ケア』で第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞。19年『凍てつく太陽』で第21回大藪春彦賞と第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)をW受賞。22年『灼熱』で第7回渡辺淳一文学賞受賞

深町秋生[フカマチアキオ]
2004年『果てしなき渇き』で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、05年に作家としてデビュー

柚月裕子[ユズキユウコ]
2008年、『臨床真理』で第7回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞してデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞。18年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」2位(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

99
この警察に関するアンソロジーは比較的知っている作者が多く楽しめました。中山七里さんの作品は東京オリンピックで話題になった事件から書かれたのでしょう。呉さんの作品はあまりよくわからない感じです。長浦京さんの作品は主人公がフランスにいたということでのこの分野の作品ということがよくわかりました。また最後の柚月さんの作品が一番楽しめた感じです。2024/01/23

67
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/03/post-84e047.html この中では、中山七里と柚月裕子しか知らなかったのですが、他の作家さんへの入口になるかもと思って読んでみることに。 初めて読んだ葉真中顕さんの【上級国民】がおもしろかったです。密命があるときは、地元出身の刑事を送るのはよくないかも。知られている可能性が多いから。2024/03/30

mr.lupin

36
警察をモチーフにした、七人の作家達のアンソロジー。知っている作家もいれば今回が初読みの作家もいて、それぞれに楽しむ事ができた。一番秀逸だったのは、やはり大好きな柚月裕子さんの作品。多分、そんなオチだろうとは予測できたが、それでも短編ながらメッチャ楽しめたのは柚月さんの筆力なのかな。一部の物語にはコロナの文字もあったりして、あー時代を反映しているなと思った。 ⭐⭐⭐⭐★2025/02/13

mayu

28
装丁の渋さに『おぉ…』となる。警察ものはシリーズ化しているものも多くて、読みたいけど万年積読の私は中々手が出ずなのでアンソロジーで。いやぁ、豪華だし面白いしで大満足の一冊だった。スピンオフなんだろうなと感じるものも多いけど、本作を知らなくても十分に楽しめる。展開にハラハラさせられる、葉真中顕『上級国民』リアルな描写のコロナ化のオリンピックが舞台、中山七里『許されざる者』柚月さんの『聖』も面白くて、元となっている作品を読みたくなる。この3つが好きだった。今の時代を描いた読み応えのある警察アンソロジー。2023/12/26

harupon

23
警察小説アンソロジー。特に面白かったのは2作。中山七里「許されざる者」演出家光浦伽音が殺された。彼は中学時代、級友にいじめをしていたことから犯人を割り出していく。いじめられた側は忘れないものなぁ。柚木裕子「聖」聖は中華料理店でバイトをし出前先の暴力団金沢組の組員になることを目指している。店主から休日前の夜に犬のマリを一晩預かっている。夜の公園で、聖はある男に声かけられた。金沢組に出前に行った時に見た“危ない感じ”の印象の男。良かったなぁ、この話。2024/11/27

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