出版社内容情報
ひょんなことから東城大医学部に通うことになった、生物オタクの中学3年生・曾根崎薫。
仲間たちと洞穴を探検していると見たこともない巨大な「たまご」を発見する。
大事に育てようとする薫たちの前に立ちはだかったのは、動物実験を目論む研究者と日本政府だった。
薫たちは、おとなたちの謀略から大切なモノを守り切れるのか?
<いのち>を巡る大冒険医療小説!
★巻末に本書のカバー装画・挿画のヨシタケシンスケ氏との刊行記念対談を特別収録!
内容説明
ひょんなことから東城大学医学部に通うことになった、生物オタクの中学3年生・曾根崎薫。学級委員の美智子、ガキ大将のヘラ沼、医学部を目指すガリ勉の三田村ら同級生たちと洞穴を探検していると、見たこともない巨大な「たまご」を発見する。孵化した謎の生物に“いのち”と名付け、育てようとする薫たちの前に立ち塞がったのは、医学の研究であることを盾に動物実験を計画する研究者と日本政府だった―。感動の医療小説!
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年千葉県生まれ。医師、作家。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作『チーム・バチスタの栄光』で2006年デビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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タルシル📖ヨムノスキー
23
〝医学のたまご〟の続編。この物語の中心はチーム曾根崎の4人が未知の生物の卵を見つけるところから始まり、誕生した人間のような生物を守ろうとする人たちと、研究やその他の目的に利用しようとする人たちの戦いの幕があがるところで終わる。確かにこの事件は大事なんだけれど、続けて桜宮サーガを読んできた者としては薫くんと忍ちゃん、そして理恵先生とみどりさんが対面したというのが同じくらい大事件でした。しかもさりげなく牧村くんや小夜さんまで出てるし。ところで今理恵先生が付き合ってる人って、まさか清川先生とか?さぁ、つばさへ!2024/05/29
naolog
6
不思議に懐かしい気持ちになるこのワールド。東京へ修学旅行する気分ってどんなだろう。新種生物はどうなるのか、続きの巻が気になる。2023/09/07
KEI
5
海堂作品は概ね読破している。 桜宮サーガの人物たちが躍動していて嬉しかった。 ジーン・ワルツやマドンナヴェルデ、モルフェウスなど読み返そうと思った 続編、医学のつばさも愉しみです2023/12/10
メロンパン
3
⭐️⭐️⭐️2024/10/18
♡kana*
3
後書きにもじーーん。つばさを読んで、たまごを再読しよーっと。2023/07/30
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