出版社内容情報
警視庁サイバー特別捜査隊の真田夏希は、つかの間の休日に隊長である織田信和と鎌倉を訪れていた。だが、そんなデート気分も突如現れた六人の捜査員の言葉に遮られてしまう。殺人容疑で織田に逮捕状が出ているというのだ。夏希の目の前で逮捕され、連行される織田。彼は、本当に殺人を犯したのか。彼の無実を信じる夏希は、江の島署の加藤に協力を求めるが──。織田を救うため、夏希と加藤は異色の合同捜査を開始する!
内容説明
警察庁サイバー特別捜査隊の真田夏希は、つかの間の休日に隊長である織田信和と鎌倉を訪れていた。だが、そんなデート気分も突如現れた6人の捜査員の言葉に遮られてしまう。殺人容疑で織田に逮捕状が出ているというのだ。夏希の目の前で逮捕され、連行される織田。彼は、本当に殺人を犯したのか。彼の無実を信じる夏希は、江の島署の加藤に協力を求めるが―。織田を救うため、夏希と加藤は異色の合同捜査を開始する!
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で15年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
105
最新作をチェックしていたところこの1作が抜けていたので急いで取り寄せて読みました。主人公とその上司が鎌倉で食事をしているところ、その上司である警察庁のスーパーエリートが神奈川県警に逮捕されてしまいます。いつもながら最後は決着がつくのですが、その間の捜査などで今はやりのITがらみで画面をすり替えたりしてのことで、最近の状況を入れてくれています。また警察犬も活躍します。2024/10/04
yukision
63
シリーズ17作目。夏希が織田さんとデート中,突然織田さんが逮捕されてしまう。そこには一見疑いようの無い証拠の数々が揃えられ,詰んでる,としか思えない状況。ただし,いつものように夏希の仲間たちが何とかするはず,と思えるので,読み進めるうちに明かされるそのトリックを楽しんだ。今回は特に加藤さんの活躍が素晴らしい。だんだん脳科学から離れて行ってる感じだが,このままの雰囲気で次も楽しみ。2024/02/21
tomtom
21
今回は織田のピンチで再び横浜で活躍。やっぱりこの方が楽しい。ディープフェイク画像が簡単に短時間でも作れることに怖くなった。アリシアの活躍と脳科学捜査がほとんどないのが残念。上杉が全く登場してこなかったのも気になる。2023/09/21
ゆう
21
織田さんが殺人容疑で逮捕されるという衝撃の出来事からスタート。 冤罪を信じてたけどどうやって晴らすのか、楽しんで読んだ。今回は加藤さん大活躍。 次の巻も手元にあって、上杉さんが○○○してた理由が分かるのではと思っている。2023/09/06
み
19
さくさくと♪おデートから…、何て展開でしょ。あたしの推しの上杉さんは登場せず、アリシアは最後に登場するだけなので、ちと物足りない感です。2023/09/14