角川文庫<br> 事件持ち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041138670
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

千葉県下で猟奇連続殺人事件が発生。絞殺された被害者は、いずれも手指を切断されていた。入社2年目の訪日新聞記者・永尾哲平は、取材で訪問した近隣住民・魚住優に不審感を覚える。一方、捜査一課の津崎庸介も魚住が被害者と同級生だったと知り捜査を進めるが、魚住は失踪。手がかりを掴めない県警は、訪日新聞にある取引を持ち掛けるが……。警察と報道。交錯する2つの使命を、圧倒的なリアリティで描き出す社会派ミステリ。

内容説明

千葉県下で猟奇連続殺人事件が発生。絞殺された被害者はいずれも手指を切断されていた。入社2年目の報日新聞記者・永尾哲平は、取材で訪問した近隣住民・魚住優の言動に違和感を覚える。一方、県警捜査一課の津崎庸介も魚住が被害者と同級生だったと知り捜査を進めるが、魚住は失踪。手がかりを掴めない県警は報日新聞にある取引を持ちかけるが―。警察と報道。交錯する2つの使命を圧倒的なリアリティで描き出す社会派ミステリ。

著者等紹介

伊兼源太郎[イガネゲンタロウ]
1978年東京都生まれ。上智大学法学部卒業。新聞社勤務などを経て、2013年、『見えざる網』で第33回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y.yamabuki

24
新聞記者の長尾と刑事の津崎の物語でもある。同じ事件を追う二人、当然同じ関係者にあたることになり、その様子が交互に描かれていて面白い。彼らは心の中に疑問、葛藤を抱えている。減らない犯罪ー警察に何が出来るのか?他人の心に踏み込む取材ー報道の意義は何か?と。事件の謎を二人と共に追いながら、あんな上司に負けるな!とハラハラしながらも応援したくなる。警察と報道関係者との駆け引きも面白い。事件関係者達が繋がっていく解決の過程も二人の成長も追える読み応えのある作品。二人良きライバル協力者となりそう。続編は? 2023/10/28

ヒマジン

8
新米記者が主役の報道小説。 連続殺人発生!とくれば当然警察の登場。もう1人の主人公は刑事。父親も元刑事で慕っていた部下達が捜査本部にいて一緒に捜査していく警察小説でもある。 この小説の肝は主人公達が常に悩み続ける。その姿がとても誠実に描かれていて全てのページをじっくり楽しめるとても重厚なドラマが繰り広げられている。 もちろん真犯人に辿り着くまでの展開もすごく丁寧に描かれていてミステリーとしても極上。 そしてラストは・・スラムダンクの花道と流川の名シーンを彷彿とさせる主人公達の・・名作です。映像化必至。 2024/03/12

ちゃあぼう

6
獠期連続殺人事件を追う警察と新聞記者。警察に張り付き情報を得ようとする記者と逆に新聞社から手がかりを得ようと取引を持ち掛ける警察。この駆け引きがすごくリアルで面白かった。この作品の主人公である新聞社側の永尾と警察側の津崎との絡み合いを軸に他の記者と警察側との情報の提供をめぐる描写に引き込まれ、すごく良い作品を読んだ気がした。伊兼氏の作品はいくつか読んだが、やはり記者を描いた作品が面白いと思った。2023/11/03

ohion

6
初読みの作家さん。若手新聞記者が愚直に報道がなんたるかを考えながら取材を続ける。まだ若手か?の刑事もまた愚直に捜査を続ける。2人の男性が殺害された殺人事件が2人を引き寄せ、成長を促す。それぞれ矜持、悩み考える様が良い。そしてラストも。続編が読みたくなりました。書いてくれないですかね〜2023/09/21

ドットジェピー

6
面白かったです2023/08/30

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