角川スニーカー文庫 絶対に俺をひとり占めしたい６人のメインヒロイン〈ｓｅａｓｏｎ２〉次に振られるのはキミだ

石田 灯葉【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 294p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041138434
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　花嫁候補から1人脱落させた平河真一。恋愛留学は息つく間もなくシーズン2へと進行し……今度の舞台は無人島でのバカンス！
「水着、ウミガメさんに取ってかれちゃったみたい」
　開放的になった水着美女たちは生き残るためなら、より過激なアプローチも、巧妙な嘘も繰り返し――真一と同じ選択をするルール【運命の選択】を成立させようと画策する！
　さらには、「真一様。今夜、一緒に寝てくれませんか……？」花嫁候補外の進行役、十条さんのお誘い……予想外なフラグが!?
　予測不可能なヒロインレース、次に脱落するのはいったい誰だ？
　俺が負けヒロインを決める、振ること前提の勝ち確ラブコメ！

内容説明

花嫁候補から１人脱落させた平河真一。恋愛留学は息つく間もなくシーズン２へと進行し…今度の舞台は無人島でのバカンス！「水着、ウミガメさんに取ってかれちゃったみたい」開放的になった水着美女たちは生き残るためなら、より過激なアプローチも、巧妙な嘘も繰り返し―真一と同じ選択をするルール“運命の選択”を成立させようと画策する！さらには、「真一様。今夜、一緒に寝てくれませんか…？」花嫁候補外の進行役、十条さんのお誘い…予想外なフラグが！？予測不可能なヒロインレース、次に脱落するのはいったい誰だ？俺が負けヒロインを決める、振ること前提の勝ち確ラブコメ！

著者等紹介

石田灯葉［イシダトモハ］
埼玉県出身。第２６回スニーカー大賞“優秀賞”受賞作品『宅録ぼっちのおれが、あの天才美少女のゴーストライターになるなんて。』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[星野流人]

完結！ 最後はやや駆け足気味に結論に辿り着いてしまった感はありますが、そりゃあその娘を選ぶよね、という王道展開で良かったです。絶対に回り道でしたが、必要な回り道だったのかも。個人的にも推しの子だったので、真一と結ばれて良かった……。6人のメインヒロインとの絆や成長を描いたうえで、ラブコメやお色気もあったりとボリューム満点な作品だったと思います。最後の最後は、ラブコメの域を飛び越えてとんでもなオチも待っていたりしつつ。爬虫類両生類が苦手な十条さんがかわいすぎて、大外からまくってくる勢いで良かったです

2023/11/12

[芳樹]

花嫁候補が一人脱落し、迎えたシーズン2は無人島が舞台。真一は次に誰を振ることになるのか…。ハーレム状態から一人ずつ減らしていき『真実の愛』で結ばれた花嫁を一人選ぶ、という斬新な展開のラブコメでしたが、今回予想に反して急展開の急加速。一気にその一人を選ぶことになったのは当初からの狙い通りか諸般の都合なのか…。ともあれ、今回も副題から受ける軽薄さは微塵も感じられず、最後までヒロインたちに誠実だった真一が格好良かったです。真一と花嫁だけでなく、恋愛留学に参加した皆に幸せな未来が待っていることを祈るばかりです。

2023/07/25

[よっち]

花嫁候補から1人脱落させた平河真一。恋愛留学は息つく間もなくシーズン2へと進行して、今度の舞台は無人島で水着美少女たちとのバカンスに挑む第二弾。真一と同じ選択をすれば一緒にいられるルール【運命の選択】で生き残るために、こっそりアプローチしたり、巧妙な嘘も織り交ぜながら駆け引きを繰り広げるヒロインたち。進行役・十条さんの意外な弱点は微笑ましかったですが、選択を繰り返す中で様々な一面を見せるヒロインたちの想いがあって、明らかになってゆくひとつの構図から本当に大切なものを見出したその結末はなかなか良かったです。

2023/07/01

[rotti619]

平河真一の亡き母が遺言で残した恋愛留学により、6名の花嫁候補を脱落させていくお話第2巻。シーズン１で１名脱落させたが、実はシーズン２で決着。この辺商業的な事情が絡んでいると思われるが、どう好意的に見ても尺が足りなかった感が拭えなかった。2巻合計約500ページという限られたスペースの中、6名のヒロインの魅力を平等に伝え、更にヒロイン間の駆け引き、騙し合いや真一の冴え渡る頭脳等、前作同様今できる事を目一杯出し切っていたが、特に義妹の舞音のエピソードは、1巻まるまる使っても良い内容だっただけに、惜しまれる。

2023/07/03

[真白優樹]

無人島でのバカンスを舞台に真一と同じ選択肢を選ぶゲームが繰り広げられる中、全ての真実が明かされる今巻。―――向けられる愛、抱える恋に答えを出して、最後の一人を。　ヒロイン達の思いを駆け足で語り纏めながら、真一が色々な事実を知っていく巻であり、一気に駆け抜けながら甘さで駆け抜けていく巻である。最後の一人を選んだ先、明かされるのは母親からの新たな試練。俺達の戦いはこれからだ、ここからが本当の戦いの始まり。だけど大丈夫だろう。本当の愛を見つけた今ならば、どんな事でも乗り越えられる筈。 うん、とても面白かった。

2023/07/18