角川ホラー文庫<br> 肉食屋敷

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角川ホラー文庫
肉食屋敷

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041137734
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「山の頂上にドラム缶を積んだトラックが放置されているので対処して欲しい」
村民からの苦情を受けた村役場勤務の“わたし”は、現場の土地に建つ科学研究施設に向かう。
異常な湿気の森に佇む、増改築を繰り返したまるで怪物のような屋敷――
そこで“わたし”は建物の持ち主に、
太古のDNAから復元したという地球外生命体の処分を頼まれるが……(「肉食屋敷」)。

邪悪を極めた4編を収録。
『玩具修理者』『人獣細工』に続く第3短編集。

内容説明

「山の頂上にドラム缶を積んだトラックが放置されているので対処して欲しい」村民からの苦情を受けた村役場勤務の“わたし”は、現場の土地に建つ科学研究施設に向かう。異常な湿気の森に佇む、増改築を繰り返したまるで怪物のような屋敷―そこで“わたし”は建物の持ち主に、太古のDNAから復元したという地球外生命体の処分を頼まれるが…(「肉食屋敷」)。邪悪を極めた4編を収録。『玩具修理者』『人獣細工』に続く第3作品集。

著者等紹介

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2012年『天国と地獄』で第43回星雲賞日本長編部門、14年『アリス殺し』で啓文堂書店文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。著作に「メルヘン殺し」シリーズ、『人獣細工』『ΑΩ超空想科学怪奇譚』『脳髄工場』『人外サーカス』『代表取締役アイドル』『未来からの脱出』など多数。20年11月逝去。21年、第41回日本SF大賞功績賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayah Book

18
Kindleで読みました。どれもなかなか面白い短編集。中でも「ジャンク」はSFかと思いきや叙述的なところもあって楽しめた。「獣の記憶」だけはちょっとご都合的というか、そううまくいかんやろと思ってしまうところはあったが、まあ面白く読みました。2024/04/01

スプリント

15
かなりグロい描写が多いが嫌悪感を抱かせずに読み進めることができる文章はさすがです。2024/03/18

Porco

12
作者初期に書かれた四篇の短編集。怪獣,西部劇,サイコスリラー,ミステリと手を替え品を替えたホラー作品で構成されている。表題作『肉食屋敷』は作者が解説で言っているように、B級モンスター映画で1番面白い場面である、解決する主役が登場する前のイントロダクションとして悲惨な目に合う登場人物Aの行動を追ったような作品であり正直映像化してほしい気持ちがある。 (1/2)2024/01/01

nil

11
装丁が変わったならやはり買わざるを得ない訳で。本作はかなり久しぶりの再読。『わざわざゾンビを〜』でぼんやり覚えた既視感の源は「ジャンク」だったのか。意外なところですっきり出来た。久々に読んでも「妻への三通の告白」と「獣の記憶」が変わらず好み。改めて『人獣細工』と本作を続けて読んでみて自分が狂気を孕んだ主人公モノを好む傾向にある気がしてきたが、よくよく考えたら小林泰三作品のほとんどがそうだった。近いうちにヤスミン祭りがしたい。 『ΑΩ』も復刊したし、昨今のホラー小説ブームに乗じてまだまだ盛り上がって欲しい。2024/01/23

イツキ

9
どの短編も良かった。2編目のジャンクは何らかの理由で人間が資源として扱われるようになった世界を舞台にしたウェスタン風の作品でグロテスクさとアクション、主人公の身の上などが印象的。残りの3つは日常と、狂気または恐怖が地続きで存在してふと切り替わる様子が恐ろしく、物語や登場するギミックなどは印象的で面白い作品でした。2024/01/13

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