角川文庫<br> 宿罪―二係捜査〈1〉

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角川文庫
宿罪―二係捜査〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041137697
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた──。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。

内容説明

15年前、ひとりの少女が突如失踪した。彼女の行方を追い続けていた町田署の水谷早苗巡査は病に倒れ、帰らぬ人となった。事件当時、水谷と同僚だった香田警部は、彼女の葬儀に際し、「遺体なき殺人事件」を専任とする警視庁の信楽京介に、再捜査の協力を願い出るのだった。一方、中央新聞の藤瀬祐里は、信楽が秘密裏に追う事件に迫ろうとしていた―。それぞれの想いと信念が、凍り付いた時を再び動かす。書き下ろし警察小説。

著者等紹介

本城雅人[ホンジョウマサト]
1965年神奈川県生まれ。明治学院大学卒業。産経新聞社入社後、サンケイスポーツで記者として活躍。2009年、『ノーバディノウズ』で第16回松本清張賞候補となり、作家デビュー。10年、同作でサムライジャパン野球文学賞大賞を受賞。17年、『ミッドナイト・ジャーナル』で第38回吉川英治文学新人賞を受賞。18年、『傍流の記者』で第159回直木三十五賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

94
スポーツ系(野球、競馬)、記者もののイメージが強い本城さんの警察小説。遺体も出ていない事件の掘り起こしをする通称「二係捜査」信楽巡査部長。15年前に起こった女子高生失踪事件を追う。小さな端緒を見つけるために日々資料を読み込む日々。地味な部署に日を当てる設定。著書らしく新聞記者を絡ませる。信楽の部下の森内、そして以前二係に配属された事のある香田の存在により事件の真相に近づく。3ヶ月連続書き下ろしにて、第2、3弾もあるとの事。2023/12/06

タイ子

86
本城さんのじっくり読ませる警察小説、大いに堪能。冒頭から一人の女性巡査の葬儀シーン。殉職ではないので、事件性はないのだが本書のストーリーもまだ掴めないまま数ページ目でウルウル状態。こんなシーン、ドラマで見たら堪らないな。亡くなった女性巡査・水谷が15年間調べていた少女失踪事件。拉致、監禁、最悪の場合殺害か。水谷の同僚が後を継いで、再捜査の依頼をしたのが「遺体なき殺人事件」の専任、2係捜査の信楽。15年前の事件が今あらわになる時、鬼畜の仕業に胸が痛い。そして「宿罪」の意味に思わずため息がもれる。2023/10/04

ゆみねこ

68
捜査一課に「遺体なき殺人事件」を専任とするニ係がある。資料を読み込み小さな端緒を見つけ事件解決へと結びつける。15年前突然姿を消したひとりの女子高生。彼女の行方を追い続け、病に倒れた水谷早苗巡査。水谷の遺志を継ぎ事件を調べる香田警部はニ係の信楽京介に再捜査の協力を依頼する。事件は町田と相模原、警視庁と神奈川県警が絡む。執念で容疑者を追い込み、事件を解決する。しかし、証拠は無く、あの取り調べは…。事件そのものは鬼畜の所業、胸糞悪い。2024/03/23

ナミのママ

66
連続文庫書き下ろし第一弾。「実直な捜査小説の王道」との帯どおり丁寧な警察作品。15年前の少女失踪事件は警視庁と神奈川県警の狭間で起きた土地の悪さと、少女の素行が関連し未解決のままだった。ずっと追いかけていた女性警察官の病死、残された日記とともにすごい執念だ。遺体なき未解決事件を扱う二係の捜査員のこだわりも魅力的。女性記者も加わり登場人物は揃った感じだろうか。次はどんな事件か、気になる。2023/10/11

60
15年前の失踪事件を追いかける。胸くそ悪い事件でしたが、きちんと寄り添ってくれる存在があったことが救いでした2024/02/04

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