出版社内容情報
「パイロットになりたい」。ホテルマンの高橋治真は、幼いころからの夢に近づくためＣＡの採用試験を受け、見事合格。しかし彼にはある秘密があった。彼の父親は、過去に航空事故を起こし引責したパイロットなのだ。しかしその事故にはおかしなところがあった。父の潔白を信じ、素性を隠して「男客」として順調なスタートを切った治真だが、ある日、関係者に父のことがばれてしまい……？
個性豊かな同僚たちと一緒に、一度は諦めた夢を追いかける！ 笑って泣けて勇気をもらえる、極上の”航空”お仕事エンタメ！
内容説明
「パイロットになりたい」。ホテルマンの高橋治真は、幼いころからの夢に近づくためＣＡの採用試験を受け、見事合格。しかし彼の父親は、過去に航空事故を起こし引責したパイロットだった。父の潔白を信じ、素性を隠して「男客」として順調なスタートを切った治真だが、ある日関係者に父のことがばれてしまい…？個性豊かな同僚たちに囲まれ、一度は諦めた夢を追いかける！笑って泣けて勇気をもらえるお仕事エンタメ！
著者等紹介
宮木あや子［ミヤギアヤコ］
１９７６年、神奈川県生まれ。２００６年、『花宵道中』で第５回「女による女のためのＲ‐１８文学賞」大賞と読者賞をダブル受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
37
パイロットの夢を諦め外資系ホテルで敏腕ホテルマンとして働いていた入社5年目の高橋治真。そんな彼がNALのCA配属前提の総合職募集を知り航空業界に飛び込むお仕事小説。治真が出会うプロ意識の高い先輩CA紫絵やグランドスタッフ茅乃、指導教官オブライエン。そして絆が深い大学時代の友人たちとパイロットだった父の秘密。描かれる航空業界ネタも面白かったですが、とびきり有能なのに苦い過去を抱えるどこか危うい治真と周囲の関係が本当にいい感じで、真相を知った治真がこれからどうするのか、またこの物語の続きが読んでみたいですね。2023/08/24
はる
28
軽めのお仕事小説。飛行機のことよく知れるので、面白かったです！主人公の高橋治真が完璧すぎる〜！クリーンな溌剌とした雰囲気を常に感じる本でした。2024/09/21
ベローチェのひととき
23
妻の本棚から借りてきた本。主人公はパイロットになりたいと小さい頃から夢見ていた高橋治真。パイロットになるために航空会社のCA採用試験を受け合格し、訓練を受けながらCAに成長していくというお仕事小説と思いきや、それだけでは無かった。前職のホテルマンでのこと、無実の罪で捕まった親友のこと、過去に航空事故を起こし引責したパイロットの父のこと、仕事仲間との恋愛… とにかく盛りだくさんの内容であった。面白かったけど詰めすぎかなあ。2024/12/07
荒川叶
13
飛行機に乗ったことがないので知らない事だらけだった。 CAは乗客の命を守る仕事。緊急事態に備え日々の訓練を行う。そして覚悟をもって日々の業務に取り組む姿は尊敬する。2023/09/07
はな
12
軽いお仕事小説というわけではなく、ヘビーな部分もあったけどサクサク進んでいくのであっという間に読了。コロナ禍になり最終話を書き直したそうだけど書き直し前だと治真や小野寺もやりたい仕事に就いて終わりだったりしたのかな？コロナで夢が絶たれた人もいるんだと思うと辛いなぁ。2024/10/30
