出版社内容情報
死王の騒動から始まった大陰謀の真相がついに明らかになり、後宮は一時の平穏を取り戻したに思えた。
死線をくぐり、強い信頼の絆で結ばれた延明(えんめい)と桃花(とうか)は、後宮で正しい検屍の姿を実現していきたいという思いを共にする。
桃花は三の君・蒼(そう)皇子の侍女となりつつ、裏では延明の検屍官として、引き続き後宮の不審な死の解明に協力していくことに。
だが、過去のある因縁が2人に暗い影を落とし……?
大人気の中華後宮×検屍ミステリ、待望の新章開幕!
内容説明
死王の騒動から始まった大陰謀の真相がついに詳らかになり、後宮は一時の平穏を取り戻した。死線をくぐり、強い信頼の絆で結ばれた延明と桃花は、後宮で正しい検屍の姿を実現していきたいという思いを共にする。桃花は三の君・蒼皇子の侍女となりつつ、裏では延明の検屍官として、引き続き後宮の不審な死の解明に協力していくことに。だが過去のある因縁が暗い影を落とし…。大人気の中華後宮×検屍ミステリ、新章開幕!
著者等紹介
小野はるか[オノハルカ]
「ようこそ仙界!鳥界山白絵巻」で第13回角川ビーンズ小説大賞“読者賞”を受賞してデビュー(刊行時『ようこそ仙界!なりたて舞姫と恋神楽』に改題)。「後宮の検屍妃」(刊行時『後宮の検屍女官』に改題)で第6回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”“読者賞”をダブル受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
大阪魂
73
第5弾!このシリーズほんま面白いわー!腐乱死体とかも検屍するし後宮の仕組みとか検屍の手法とかめんどいとこもあるんやけど老猫・桃花と延明、お節介やけどよーできる女官・才里はじめキャラがええねんなー!死王事件からの後宮のドロドロ主権争いが終わりなんとか生き残った延明、太子との視察先で死体と父の仇の記録と遭遇、そして後宮に戻ったら、主権争いで下男に左遷された女官や宦官、婢女の死体のオンパレード…これも桃花の検屍術で真相解明!一方で新たな敵っぽい魚中常侍の登場…そして延明の父の仇と桃花の関係が…今後の展開楽しみ!2025/03/16
はなりん
59
シリーズ第5巻。相変わらず検屍のシーンは中々グロいです。お話は、3人の死とその真相。桃花と延明のゆる〜いやり取り。延明は桃花とのひと時で癒され、桃花も延明ほどの熱量はないけど桃花なりに満更でも無さそう。最後に延明一族の冤罪事件と桃花の父?の関わりを匂わせ続く。続きも楽しみ!2023/09/18
坂城 弥生
44
また新たな火種が…2023/10/12
がんも
42
シリーズ第4弾、そして桃花も延明のおかげで新しい職場に移り、少しは環境も良くなった模様、しかし相変わらずにラノベとは思えない遺体の描写^^; そして最後に延明に告げた桃花の祖父の名前、この先まだまだ波乱の予感が……2023/06/20
kagetrasama-aoi(葵・橘)
41
「後宮の検屍女官」第五巻。今巻の始まりは延明が帰郷した場面でした。前巻までの死王に纏わるエピソードが一段落して新章が始まったと言うことでしょうか?五巻を通じて語られたのは “友情” でした。桃花の行動を詮索せずに陰となり日向になってくれる才里の姿は、将に真実の友だと思います。桃花と延明の関係を、友人と言い切ってしまう桃花に、色々と感情が渦巻く延明の描写が良いですね!などと思いながら読んでいたら、最後に驚愕の事実が!次巻読まざるを得ません。2025/03/03
-
- 電子書籍
- 実録 血の山口組抗争史 一和会VS稲川…