出版社内容情報
静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、日課の海岸散歩中に出会った男の風貌に思わず息を飲む。海難事故に遭い、2年間目を覚まさない弟の靖野にそっくりだったからだ。長期休暇でしばらく滞在していると言うその男、宗清の人懐っこさや率直な好意に反発しながらも惹かれていく泉。しかし、泉には宗清の想いを受け入れられないある理由があった……。心が浄化される感動系BL。書き下ろし「Dear my her」を含む短篇3本も収録。
内容説明
静かな海辺の街で暮らす和佐泉は、日課の海岸散歩中に出会った男の風貌に思わず息を呑む。水難事故に遭い、2年間目を覚まさない弟の靖野にそっくりだったからだ。長期休暇でしばらく滞在しているというその男、宗清の人懐っこさや率直な好意に反発しながらも惹かれていく泉。しかし、泉には宗清の想いを受け入れられないある理由があった。心が浄化される感動系BL。書き下ろし「Dear my her」を含む短篇3本を新規収録。
著者等紹介
一穂ミチ[イチホミチ]
1978年大阪府生まれ。関西大学卒。会社勤めの傍ら、2007年に「雪よ林檎の香のごとく」で小説家デビュー。ボーイズラブ小説の代表作はアニメ映画化もされた「イエスかノーか半分か」シリーズ。21年に短編「ピクニック」が第74回日本推理作家協会賞(短編部門)候補、同作も収録された単行本『スモールワールズ』が第165回直木賞候補、第12回山田風太郎賞候補となる。22年に同書で第43回吉川英治文学新人賞受賞、及び第40回咲くやこの花賞受賞。ほかに第35回山本周五郎賞となった『砂嵐に星屑』、第168回直木賞候補となった「光のとこにいてね」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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