出版社内容情報
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アンゲラ・メルケルは16年にわたりドイツ政府の首長としての責任を担い、その行動と態度で、ドイツ、ヨーロッパ、そして世界の政治をリードしてきた。メルケルは本書を通じて、1990年までの旧東ドイツ、そして1990年からの再統一されたドイツというふたつの国家における自身の半生を振り返っている。東ドイツ出身の彼女が、どうやってCDUトップの座に躍り出て、統一ドイツ初の女性首相になれたのか? なぜ西側諸国で最も影響力の強い政府首脳のひとりに数えられるようになったのだろうか? 彼女はいったい何をしたのか?
本書のなかで、アンゲラ・メルケルは首相府での日常に加え、ベルリンやブリュッセルやほかの場所で過ごした、極めて重要かつドラマチックな昼や夜について言及している。国際関係における長い変化の流れを描写し、グローバル化された世界で複雑な問題を解こうとする現代の政治家がどれほどの重圧にさらされているのかを明らかにする。読者を国際政治の舞台裏に招待し、個人間の会話がどれほどの影響力をもち、どこに限度があるのかを示す。
アンゲラ・メルケルは対立が激化する時代における政治活動の条件を振り返る。彼女の回顧録を通じて、読者はほかにない形で権力の内側を垣間見ることができるだろう。本書は「自由」への重要な意志表明だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
168
先進国の首脳の中で評価していた一人、メルケル元ドイツ首相の回顧録を読みました。まずは、上巻から。東ドイツ出身、女性、富裕層の生まれでない等、大きなハンデがありながらトップに駆け上がっていきます。続いて下巻へ。トータルの感想は、下巻読了後に。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322212001312/2025/08/25
まーくん
87
16年間にわたり首相としてドイツ連邦共和国を率い、先年(2021)退任したアンゲラ・メルケルさんの回想録。ドイツ初の女性首相であることは知っていたが、東ドイツ(DDR)出身であったとは知らなかった。1954年、ハンブルクで生まれた彼女は、父(牧師)の意向で東ドイツに移り育ち、物理学を専攻、博士号を取得し研究者としての道を進み始める。1989年、ベルリンの壁の崩壊、そして東西ドイツの統一と、歴史は一気に進む。彼女の連邦共和国の首相としての政治家の歩みは本書後半から下巻で語られるが、⇒2026/01/24
Willie the Wildcat
61
本著読破の目的は2つ。東西独統合の舞台裏、そして2015年 難民危機対応時の著者のThought process。転機を読み解くと、資質を踏まえた上での「Right place, right time」。2001/12のCDU連邦党大会後の”英断”が真骨頂。バウマン氏が不動の参謀だが、2005年総選挙後のリュットガース氏の助言は、もれなくDecisive element!尊厳と倫理をBottomとした故国への想いが源泉。LLは「言葉」。ヒトとして、政治家としての成長の糧也。2025/07/12
TATA
46
以前に他の著者によるメルケルの評伝は読んでいたけどもこちらは本人の手による回顧録。東独出身のリケジョというマイノリティ出身の彼女。そこが渇望の根拠になっていたのだなと改めて感じる。特に東独の社会に対する恨みは本人の筆にかかると生々しさが際立つ。首相となるまでの箇所はドイツの複雑な政治状況がよく理解できます。2025/10/25
秋良
24
ドイツの元首相メルケルさんの自伝。東ドイツの監視社会で育つ少女時代、物理学者として研究する日々、東西ドイツの統一、政界に入ってからの生活までが上巻の内容。研究者らしく事実を事実として書く姿勢と、時代の転換期に居合わせた年代ということで、自伝というよりドイツ政治史の教科書みたいになってるのが少しもったいない。それでもこの人が勤勉で優秀で誠実だということは十分に伝わるし、世の中の大多数の人間は彼女より怠惰で拙劣で不誠実なので、そういう人のために働くのは大変だったろうなあとも思う。2025/12/04
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