出版社内容情報
伝説の怪盗一家のひとり娘ロザリンは、誘拐された母親の身代金を稼ぐため〈怪盗ギャンビット〉への参加を決意する。それは、世界中の若き泥棒たちが盗みの技を競い合う、違法で危険なコンテストだった。ただし勝者はどんな願いもかなえられるという。ライバルとの壮絶な戦い、信頼と裏切り、許されぬ恋……悩み傷つきながらも、ロザリンは怪盗として大きな成長を遂げ、ついに勝利に手をかけた――はずが、それは初恋の相手デヴローとその母が仕掛けた壮大な罠だったと判明する。
一転して命を狙われる立場となったロザリンは、ふたたび〈怪盗ギャンビット〉の舞台で一発大逆転を狙うことに! カーニバルの仮面舞踏会、南極の氷海、世界中の富豪が集まるカジノを舞台に、プライスレスな秘宝を奪い合う緊迫のシーソーゲーム、大どんでん返し……そして、衝撃のラストへ!
★原題 Heist Royale :Thieves’Gambit #2
内容説明
“怪盗ギャンビット”とは、謎の“組織”が運営する、違法で危険なコンテスト。世界じゅうから選ばれた若き泥棒たちが盗みの技を競い合い、勝者にはひとつだけ願いをかなえる権利が与えられるという。母の命を救うため、決死の覚悟でギャンビットに参加したロザリンだったが、最終ステージで初恋の相手デヴローの裏切りに遭い、勝利を逃してしまう。そしてデヴローの目的は、ロザリン一家に復讐するという母の悲願をかなえることだった…。運命を乗り越え、自分の人生を生きるためにロザリンは、二度目のギャンビットに挑む!!2024年ウォーターストーンズ児童文学賞“イギリスの権威ある児童文学賞”。ヤングアダルト部門賞受賞!!
著者等紹介
ルイス,ケイヴィオン[ルイス,ケイヴィオン] [Lewis,Kayvion]
アメリカ合衆国ルイジアナ州出身の小説家。家族はバハマで暮らす。高校生のころから図書館や書店で働き、卒業後は新人作家の育成プログラムに参加。長編小説『The Half‐Class』で2021年にデビュー。つづいて『怪盗ギャンビット1』(Thieves’Gambit)が国際版権市場で大きな話題となり、アメリカをはじめ、イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ブラジル、韓国など世界じゅうで出版が決まった
廣瀬麻微[ヒロセアサミ]
英日翻訳者。1987年生まれ。栃木県出身。東北大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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