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出版社内容情報
生徒会の威信を懸けて行われる征嶺学園の学園祭。
全生徒がアーリャさんの劇的勝利に湧いた初日も終了し、秋嶺祭はいよいよ最終日に突入! 恋にコスプレにバンド演奏、最高潮の盛り上がりを迎えるかに思われた最中に大事件が勃発!?
何者かの策略によって学園祭が壊されようとする中、政近は陰謀を暴き騒動を治めるべくたった1人で動き出す――。
「俺を信じて、待っててくれ。必ず、ライブは決行させる」「ええ、信じてる」
思惑入り乱れる学園祭、政近はこの騒動を治めアーリャさんを輝く舞台へと誘えるのか!? 大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ。波乱の学園祭編、クライマックス!
内容説明
生徒会の威信を懸けて行われる征嶺学園の学園祭。全生徒がアーリャさんの劇的勝利に沸いた初日も終了し、秋嶺祭はいよいよ最終日に突入!恋にコスプレにバンド演奏、最高潮の盛り上がりを迎えるかに思われた最中に大事件が勃発!?何者かの策略によって学園祭が壊されようとする中、政近は陰謀を暴き騒動を収めるべくたった一人で動き出す―。「俺を信じて、待っててくれ。必ず、ライブは決行させる」「ええ、信じてる」思惑入り乱れる学園祭、政近はこの騒動を収めアーリャさんを輝く舞台へと誘えるのか!?大人気ロシアンJKとの青春ラブコメ。波乱の学園祭編、クライマックス!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんけー
39
読了♪今回は「アーリャさん」史上最高傑作なのでは?冒頭の学園祭「秋嶺祭」でのアーリャさんを中心にしたバンドグループのやり取りはニコニコほっこり♪で、美麗なカラーイラストからの~(*^.^*)美少女達の艶姿に只々沈黙w中盤迄は何時ものレギュラー陣の軽妙な会話と落ちに苦笑の連続。んでも?この後急展開!いやぁ熱い厚い❗(ん?このフレーズ、りゅうおうのおしごとで良く使う奴だw)まさかね?「アーリャさん」でこんなに盛り上がるとは♪その勢いの善さはもう読んでもらうしか(^_^)ネタばれに成るので詳しくは書けないが→2023/04/18
よっち
36
生徒会の威信を懸けて行われる征嶺学園学園祭。全生徒がアーリャさんの劇的勝利に湧いた初日も終了し、秋嶺祭はいよいよ最終日に突入する中、何者かの策略によって学園祭で騒動が次々と起きる第六弾。恋にコスプレにバンド演奏、最高潮の盛り上がりを迎える最中に勃発する大事件。異世界酒場での一幕、今回も存在感抜群だった有希&綾乃主従、バンドグループの因縁、聖母マーリャさんの包容力、不穏な状況への対処、政近が思いを込めた決着。キャラそれぞれにストーリーがあって、複雑な想いが交錯する濃厚な展開の結末は控えめに言って最高でした。2023/04/02
rotti619
27
文化祭編後半。前回のクライマックスであるクイズ対決は非常に胸を熱くさせたが、今回は文化祭らしいカオスな話の中に、どこか切なく人と人の繋がりを感じさせる内容となっている。特に最後のピアノ対決で政近はただ一人の為に弾いたが、その時選んだのがショパン『練習曲10第3番ホ長調』、別れの曲だったという辺り、その込められた意味を思うとグッとくるものがあった。その分、前巻から精一杯がんばっていたアーリャ達のライブが若干割を食ってしまった感があったが、彼女のまっすぐな政近への想いは近くて遠い、彼との関係を表していた。2023/07/22
みかんめろん
26
図書館本。今回は文化祭が舞台の日常回。まぁまぁ楽しめたけど少し低調に感じました。メイド乃々亜に嫉妬する綾乃は可笑しかった。ぬいぐるみをプレゼントされて喜ぶ有希もかわいかったです。エンディングも良かったですね。けどメインキャラのアーリャと政近それぞれにどうも好きになりきれない部分があって…複雑です。主要人物達の能力がチート過ぎて共感出来る要素がないです。盛り過ぎです。わたしの好みから外れて来た。星3つ★★★2024/04/09
真白優樹
20
文化祭後半、様々な賑やかさがある中でライブ本番に招かれざる客たちが騒ぎを起こす今巻。―――刈り取り滅せ、夢を阻む思惑を。 穏やかが一転、シリアスとなる中で政近の活躍が光る巻であり、爽快感の中にアーリャの言葉に出来ぬ切なさがある、関係が一つ混沌とし知らぬ所で捻れていく、水面下の波紋が堪らない巻である。青春とは爽快感、青春とは輝き。その裏で言葉に出来ぬ黒い靄を抱えるアーリャ。気が付かぬ間に距離が出来ている二人、この距離はいつか爆弾になるのか。次のイベントの行方はどうなるか。 次巻も勿論楽しみである。2023/04/09