夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない

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夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041134481
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

オカルト雑誌編集部で働く大学生ライター×異界へ行くことを夢見る「赤い女」
ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー

零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田は、雑務やHPの更新の他に実話怪談の記事の執筆を担当している「怪談ライター」だ。
ある日米田は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。
彼女はオカルトマニアで実際に怪談の現場に多数足を運び、科学的に証明できるのかどうかや、再現性がある事象なのかどうかを確かめているのだった。
そして乃亜は怪談の中でも特に「神隠し」について執着しており、自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。

初めはかかわり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのまっとうではないデートを通じて、否応なく距離を縮めていく。
だが彼女には、怪異にまつわる切ない過去があった――。

そして夏休み、米田と乃亜は、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが……。


==
僕の彼女は、怪談になった――。
大切な人に会いたくなる、切なくみずみずしい青春恋愛ホラー
==


※Web小説サイト「カクヨム」投稿作に大きく加筆修正をし書籍化。


装画=春 (『ノーコピーライトガール』)

内容説明

零細出版社アルバイトの大学生・米田は、実話怪談記事の執筆もおこなう「怪談ライター」だ。ある日彼は取材の最中に、乃亜という不思議な、赤い服を着た女性と出会う。彼女はオカルトマニアで怪談の現場に多数足を運んでいた。そして特に「神隠し」に執着しており、ある事情から自らもいつか異界へと行くことを夢見ていた。初めは乃亜と関わり合いになりたくないと感じていた米田だったが、深夜のオカルトスポット巡りなどのデート(!?)を通じて、否応なく距離を縮めていく。そして夏休み、奇妙な祭りの風習があるという話を聞いて、後輩の実家がある山奥の土地に赴いたのだが…。ラストが深く沁みる、新時代の青春恋愛ホラー。

著者等紹介

和田正雪[ワダショウセツ]
1987年生まれ。岡山県出身。早稲田大学教育学部国語国文科卒。2023年、Web小説サイト「カクヨム」投稿作に改稿を加えた『夜道を歩く時、彼女が隣にいる気がしてならない』(本書)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

65
切ない?寂しい?やりきれない?巧く言葉にできない気持ちが心に残るが、この物語は大好きかもしれない。大学生ながらオカルトライターでもある「私」米田学が出会った女性・乃亜。彼女はある理由から、異界へ渡る方法を探していた・・・。シニカルで人嫌いな側面を持つ主人公が乃亜との距離を縮めていく過程は、心霊スポット巡りへの同行なのだが、主人公は取材、乃亜は探求と似て異なるもの。それでも絆は深まっていく。後輩の田舎に伝わる奇祭への旅行で二人はついに“神隠し”へ辿り着くが・・・。怖さよりも二人の想い、そして(続く)2024/06/17

よっち

39
零細出版社でアルバイトをしている大学生の米田。ある日米田は取材の最中に、赤い服を着た不思議な女性・佐倉乃亜と出会う青春ホラー小説。実話怪談の記事の執筆を担当する怪談ライターの米田が、後輩の相談に付き合った時に出会った不審な女性・乃亜との邂逅。異界に行きたいオカルトマニアの彼女と向かう寂れた住宅街にある廃屋、不可思議なトンネル、後輩の田舎で開催される奇祭。真面目系クズっぷりを垣間見せる米田が破滅型の乃亜に惹かれてゆく様子や、異様な展開なのにそれを淡々と受け入れてゆく結末にはじわじわと来るものがありますね…。2023/06/13

みさどん

18
本題からは、彼女は今はいなくてそれでも以前のように隣にいる感じがするってことで、その通り。登場人物が少なくてほんの身の回りで起きる怪奇現象に立ち会う主人公と、知り合っていった少しの友人たち。その誰もが特異な経験を持つって、あまりにも世界が狭いだろう。怖がらせる感じがあってもどこか現実とリンクしていて、おおごとなのは2つかな。テレビで紹介があった、恐くないホラー。まさにそうだった。気持ちが深く書いてないので、悲しみも立ち昇らない。2024/09/10

だのん

17
オカルト雑誌の記者で大学生の主人公。異世界が見えているのか、不思議な体験が多く興味深かったです。ここではない世界に憧れるのは、何かを感じているからなのでしょうか?不思議でちょっと怖くて、切ないホラーでした。ホラーが苦手な私でも読んでよかった1冊です。2025/03/27

ほたる

13
大学生と大学院生のロマンティックオカルト。異界に行きたい彼女との取材から物語は一気に加速していく。今まで気づけなかったことに気づくためにホラー現象が鍵になっているのが良かったと思う。気合をいれることなく恋愛を味わえる作品。2023/05/14

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