松雪先生は空を飛んだ〈下〉

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松雪先生は空を飛んだ〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041133231
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。
既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

内容説明

既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。どこにでもあるようで、特別なそれぞれの人生に見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる―。

著者等紹介

白石一文[シライシカズフミ]
1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年に『一瞬の光』を刊行、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、翌10年に『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

213
上下巻、720頁強完読しました。飛行族ファンタジー大河小説、第十三話まで大変読み応えがあり、どうやってエンデンングさせるのかと思っていたら、新型コロナウィルスの影響か解りませんが、書下ろしの第十四話は、少しがっかりな内容でした。著者は、当初の目論見と異なる方向に進んでしまったのではないでしょうか❓ https://www.kadokawa.co.jp/topics/91922023/02/13

chimako

89
最後が思わぬ展開で「良いのか、これで、本当に、日本の空は大変なことになる!」と半笑いで読み終える。でも良く考えると究極のエコ。通勤通学、買い物、旅行など車の電車も使わず自己移動。宅配もいらなくなりそう。それはそれで行き詰まる産業も仕事も出てくるからそこら辺のところはまた考えてもらうとしましょう。高麗塾と言う私塾で学んだ8人の塾生が講師である松雪功志郎の血を飲む事で飛行能力を身につけた。その飛行能力のルーツはまさかのブダペスト。登場人物が多く誰が誰と繋がっているのかの把握が難しい。メモを取るのをおすすめ。2023/03/11

きむこ

79
上巻からさらに複雑に、もう私の作った相関図もぐちゃぐちゃになるくらい複雑に絡み合ってゆく人間関係。そしてようやく松雪先生が登場!で、えっもうお別れなの?って感じでなんかあっけない😆そしてこの終わり方で大丈夫なの?っていう終わり方。そう、これは究極のエンタメ♡私も空を飛んでみたいな。きっとちっちゃな悩みなんて全部吹っ飛んじゃうのだろうな。こんな世界を想像するのもまた楽しい😊★42023/05/15

konoha

71
面白かった。日常の群像劇とファンタジーと歴史をミックスさせたエンタメ作。白石さんがコミカルな味わいのファンタジーを書くんだ!という驚きが下巻も続いた。果林と太郎が主人公のようになる下巻の方が読みやすかった。白石さんっぽくないと思いつつも、運命に導かれて出会うべき人がつながっていくという哲学を感じる。タクシーが空を飛ぶ話が好き。14話の前で、フワッと着地させる方が合っていた。巻頭に人物紹介があるといいな。誰もが一度は抱く空を飛べたらなという空想。新しい発想の楽しい世界をありがとう。2023/03/08

pohcho

64
続けざまに一気読み(続けて読まないとわけがわからなくなりそうなので)複雑な話でついていくのが大変だったが、途中までは面白かった。ただ、最後でいきなりコロナ禍になり、ファンタジーからSFみたいになってしまったのは残念というか自分の好みではなかった。(最後の焼きプリンには笑ってしまった)2023/02/14

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