松雪先生は空を飛んだ〈上〉

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松雪先生は空を飛んだ〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041132234
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

スーパー・パリットストアの総菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。通常の10倍量のサラダを前に困り果てる銚子太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたPOPをつける」という名案に救われる。それをきっかけに久世さんと仲良くなった銚子太郎は、ある日木から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう――。
既婚者の子供を身ごもり、世をはかなむ糸杉綾音。セスナ機事故で九死に一生を得てから、人が変わってしまったスーパーヤオセーの会長・高岡泰成。描かれる複数の男女の生活と歴史、そして見え隠れする「空を飛ぶ人間」の存在。やがて、空を飛ぶ彼らには「私塾で松雪先生の最終講話を受けた」という共通点が浮かび上がってくる。時を経て、再び最終講話メンバーが集まった時、松雪先生の頭にあった計画とは――

内容説明

スーパー「パリット・ストア」の惣菜部新入社員、銚子太郎は窮地に立たされていた。発注ミスで野菜サラダのパックが100個も届いてしまったのだ。困り果てる太郎だったが、ベテランパート久世さんの「サラダ記念日を絡めたポップをつける」という名案に救われる。それをきっかけに久世さんと仲良くなった太郎は、ある日、屋根から降りられなくなった猫を助けるために、空中を飛行する久世さんを目撃してしまう―。現代最強のストーリーテラーが贈る一気読み小説!

著者等紹介

白石一文[シライシカズフミ]
1958年福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。文藝春秋に勤務していた2000年に『一瞬の光』を刊行、鮮烈なデビューを飾る。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で山本周五郎賞、翌10年に『ほかならぬ人へ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

210
白石 一文は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。複雑に絡み合う人間模様、空飛ファンタジーの連作短編集、この物語がどういう結末を迎えるかが楽しみです。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/91922023/02/12

chimako

87
なんだろうこれは。書名と同じ様に浮遊感のある物語。目の見えない少女に養護施設の園長が言った。「この世界には本当に不思議なことがいっぱいある。……空を飛ぶ人に命を助けられたことがある」と。空を飛ぶことの出きる人……むやみに飛んではいけないよ……誰かに飛ぶのを見られてもいけないよ……そう教わって空をとぶ能力を身につけた人たちの小さな活躍や生きるための研鑽。その中で出会う人々が緩く繋がっていく。タクシー運転士になった政子のつぶやきで前半は終わる。さて、後半は一体何が起こるのか。一気の伏線回収?楽しみです。2023/03/07

美紀ちゃん

84
空を飛ぶ? 浮く? それができる人の連作短編集。 第六話で、松雪先生から、どのように飛ぶ力を授かったのかが、わかる。 サラダ記念日。 懐かしい。 猫の保護活動を行っている久世さん。 タコマヨのり巻き、美味しそう。 後半にやっと出てきた、松雪功志郎。 高麗塾(こまじゅく)の先生。 登場人物が多い。 同じ名前の人が出てきて、あ!って思う。 五味三郎、芝崎省五郎、何者なんだろう? 下巻へ。 2023/03/09

konoha

70
久しぶりの白石さん。すごく面白い。1編ずつが長編にできそうなくらい濃い。日常の群像劇+ファンタジー。ファンタジー要素が2、3割のイメージ。それくらい日常部分の妙なリアルさに引き込まれ、どっぷり浸かってしまう。1話目のスーパーの社員のほんわか不思議な雰囲気に驚き、2話目のワインと不倫のディープさにハマる。芝崎が憎たらしい。企業小説、ファミリーヒストリー小説としても読めるくらい、会社、家族のことも詳細に書き込まれている。人や時代がつながっていく感覚が楽しい。下巻も楽しみ。2023/03/03

ででんでん

67
白石さんの本はあまり読んだことがない。この本は、私が持っている勝手な“白石さんの作品イメージ”とは全然違っていた。これを読もうと思った私の第六感を褒めたい(笑)いろんな登場人物の、ハートフルかと思えば、なかなかにシビアなエピソードたちに引き込まれる。読み進むにつれて、それらが時間を行きつ戻りつしながら網の目のように絡まってくる。これはいけない〜と、人物相関図を作って、なんとか上巻読了。そんな作業も楽しく、奇想天外?な設定と人間模様のリアルさが共存しているところも好み。さあ、このあと下巻でどう収束するのか?2023/04/12

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