出版社内容情報
幸福をもたらす砂糖菓子の作り手・銀砂糖師を目指して、妖精のシャルと旅をする少女アン。
今年こそは品評会で認められて銀砂糖師になってみせる! と意気込むけれど、肝心の砂糖林檎が大凶作!
自分の分を確保するため、宿敵ジョナスが所属する砂糖菓子工房に下宿しつつ、砂糖菓子のモチーフを探すけれど……!?
角川ビーンズ文庫版3・4巻の合本に、書き下ろし短編「秘密」と「おまけの秘密」、キャラクターラフなどを収録した完全版、第二弾!
※角川ビーンズ文庫版の挿絵は未収録となります。
内容説明
もう一度夢を追いかけたくなる少女と妖精の心洗われるファンタジー!幸福をもたらす砂糖菓子の作り手・銀砂糖師を目指して、妖精のシャルと旅をする少女アン。今年こそは品評会で認められて銀砂糖師になってみせる!と意気込むけれど、肝心の砂糖林檎が大凶作!自分の分を確保するため、宿敵ジョナスが所属する砂糖菓子工房に下宿しつつ、砂糖菓子のモチーフを探すけれど…!?角川ビーンズ文庫版3・4巻の合本に、書き下ろし短編「秘密」と「おまけの秘密」、キャラクターラフなどを収録した完全版、第二弾!
著者等紹介
三川みり[ミカワミリ]
広島県生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞にて審査員特別賞を受賞。受賞作を改題・改稿した『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まぁ
6
ついにアンが銀砂糖師になるけどもろもろの嫌がらせが発生したり他の派閥と頑張る話。初期はこんなんだったなぁと思いつつ、初めて読む書き下ろしが嬉しいです。シャルの過去は変えられないけど、アンと出会って過去の辛かった出来事もそれだけじゃないって思えるものになるのは、素敵なことですとしみじみ。2023/02/11
瀬々
3
ビーンズ文庫版3,4巻と短編が収められた一冊。銀砂糖師の世界は男尊女卑の気が強く思えてもどかしくなります。そんな中、それでも砂糖菓子を作りたいと足掻くアンの強さが好ましく、それを見守ろうとするシャルの姿勢も好きです。彼女を取り巻く世界がどう変わっていくのか、続きを楽しみに読みたいです。2023/08/06
ひびの
0
ペイジ工房編。文庫版を読んだのはかなり前ですっかり内容を忘れてしまったので新鮮な気持ちで読みました。シャルに恋心のようなものが芽生え始めて、アンのほうがまだまだお子様。2023/05/27