出版社内容情報
人間が妖精を使役する、ハイランド王国。少女アンは、亡き母のあとを継ぎ、聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人――銀砂糖師になることを決意する。
用心棒に美形だが口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、王都を目指して旅立つ。心を閉ざしたシャルと近付きたいと願いつつ、品評会に参加しようとするけれど……!?
角川ビーンズ文庫版1・2巻の合本に、書き下ろし短編「特別な日」やキャラクターラフなどを収録した完全版!
内容説明
恋と砂糖菓子が少女と妖精の運命を変える―!人間が妖精を使役する、ハイランド王国。少女アンは、亡き母のあとを継ぎ、聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人―銀砂糖師になることを決意する。用心棒に美形だが口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、王都を目指して旅立つ。心を閉ざしたシャルと近付きたいと願いつつ、品評会に参加しようとするけれど…!?角川ビーンズ文庫版1・2巻の合本に、書き下ろし短編「特別な日」やキャラクターラフなどを収録した完全版!
著者等紹介
三川みり[ミカワミリ]
広島県生まれ。第7回角川ビーンズ小説大賞にて審査員特別賞を受賞。受賞作を改題・改稿した『シュガーアップル・フェアリーテイル銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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tomtom
13
ひたむきにいい物を作ろうとするアンや出てくるキャラクターたちもいい。クリスティーナにもいつか会えたらいいな。何度も妨害をしてくるジョナスには天罰が当たって欲しいけど。妖精もティンカーベルのような小柄じゃなく人間と同じくらいの者もいたり、めちゃくちゃ強かったり少し混乱した。銀砂糖菓子もちょっとどんなものか想像しにくかった。和三盆のような感じかな。アニメ化されていたみたいなので 見てみたい。2024/01/20
まぁ
6
文庫版はあるのですがそれはそれとして購入しましたが、買ってよかったなぁとほくほくです。表紙の雰囲気もあわせていよいよ童話のようでしたし、短編集の組み込み方が時系列なので読んでいて感慨深くも楽しかったです。新しい書き下ろしも微笑ましいものでした。2023/01/24
瀬々
3
コレクターズエディションでビーンズ文庫版の1巻と2巻、短編2本と書き下ろし短編1本が収録された一冊。どっぷりこの世界に浸れる気がして素敵な1冊だなあと思います。書き下ろし短編で明かされた、アンの自分の誕生日に対する認識、誕生日を祝うことについてが切なくもあり、この僅かに胸の痛みを感じるようなもどかしさは本編でもよく感じているもので、三川さんの描く世界特有だと思っています。2023/08/06
長峰
2
アニメ化したので買ってみたものの、2段はさすがによみにくい。あくまで個人的意見です。2024/12/04
Y
2
2段組の小説だったけど、案外すぐ読み終わったかな2023/01/31