出版社内容情報
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、
後宮蔵書室・華月堂の司書となる。
しかし着任早々、鬼上司や美形宦官(?)らに振り回される毎日!
おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまって――?
持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、
花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく!
第20回小説大賞〈奨励賞〉受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー!
内容説明
本好き少女・白花音は、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる。しかし着任早々、鬼上司や美形宦官(?)らに振り回される毎日!おまけに、「探してほしい本がある」と秘密の依頼を受けてしまって―?持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の「本当の意味」に迫っていく!第20回小説大賞“奨励賞”受賞作。WEB発・中華お仕事ファンタジー!
著者等紹介
桂真琴[カツラマコト]
東京都出身、B型。第20回角川ビーンズ小説大賞にて奨励賞を受賞。『華月堂の司書女官 後宮蔵書室には秘密がある』(受賞作・改題改稿)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっち
34
本が好きすぎて行き遅れを心配される少女・白花音が、父に花嫁修行をすると嘘をつき、後宮蔵書室・華月堂の司書となる中華風ファンタジー。着任早々、鬼上司の伯言や華月堂に夜な夜な現れる謎の男・紅に振り回され、「探してほしい本がある」と秘密の依頼をする一方で、配架を手伝ってくれる藍の存在。持つ人は身を滅ぼすという呪本『花草子』をめぐり、花音は後宮に潜む陰謀と、呪本の本当の意味に迫っていく展開で、テンポよく進むストーリーは分かりやすくて読みやすかったです。思わぬ繋がりも明らかになって、花音を巡る三角関係の今後に期待。2023/02/08
ぐっち
21
結婚より本が読みたいヒロイン・花音が、後宮の蔵書室の司書になって本を整理したり、頼まれて本を探したり…。楽しい。花音が何事にも一生懸命なところもよいですね。私的には上司の人が好きです。続きもあるといいな。2022/12/10
よっしー
4
結構面白かった。逆ハーっぽく見せてるけど、まあ相手はほぼ確定だよね…ちょっと可哀想かも(大穴で鬼上司とか…ないよな)2023/08/05
史
4
後宮で司書。んで王道展開。情報隠しがちょっとくどいけれども、まあこんなもんでしょう。はい。2023/02/16
長峰
3
ラブコメかな?と思っていたら、ミステリ要素のあるお話でした‼️後宮に入った新人司書の花音が意味ありげな紅という青年と共に後宮内のうわさ、呪本の謎を解く。 キャラは魅力的だし、ミステリ要素もなかなか凝っていて、最後の謎解きがまた、素晴らしい‼️ 少女向けとか関係なく、読んでほしい1冊✨本、謎、頑張る少女が好きな方はぜひ、花音の謎解きを見て欲しい。1年間も積んでいた自分が恥ずかしい‼️もっと早くに読めば良かった!ファンレター書いて、この続きを読みたい‼️花音の働きは読書好きなら分かるはず‼️2023/12/09
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- 和書
- ユーラシア 第1号