みみそぎ

個数:

みみそぎ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年07月02日 05時21分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041130148
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

作家の「僕」のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが送られてきた。ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬造が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれない――そう思いつつも一読した僕は、予想を超える内容に戦慄することになる。その理由は、本書を最後まで読んで確かめてみてほしい。本書には萬造のノートの一部と、ノートを読んだ三間坂の身に起こった出来事がまとめられている。もちろん途中で止める自由が読者にはある。

内容説明

作家の「僕」のもとに、旧知の編集者・三間坂秋蔵から、あるノートが送られてきた。ノートに綴られていたのは、怪奇を愛した三間坂の祖父・萬造が記したと思われる怪異の記録だった。読むことで障りがあるかもしれない―そう思いつつも一読した僕は、予想を超える内容に戦慄することになる。その理由は、本書を最後まで読んで確かめてみてほしい。本書には、萬造のノートの一部と、ノートを読んだ三間坂の身に起こった出来事がまとめられている。もちろん途中で止める自由が読者にはある。「記録」として語られ続ける背筋が凍る怪異譚。その真の姿に、作者も読者も囚われる。

著者等紹介

三津田信三[ミツダシンゾウ]
2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

256
三津田 信三は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。『のぞきめ』の続編、『のぞきめ』が「視覚」で、本作は「聴覚」、表紙絵同様怖い怪異譚のオンパレードでした。 本書は読むより、Audible等で聴くのが良いのかも知れません。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322206000478/2022/12/13

KAZOO

139
三津田さんの新刊です。「のぞきめ」に続くような感じの本でいつもながら、実在の人物や架空の人物混在で楽しませてくれます。友人の祖父が残したノートを読んでいくうちに、ということでこの文章の活字体を変えたりしてかなり工夫を凝らされています。最後の結末があるような或いは無いような感じで不満に思う人がいるかもしれませんが私はけっこうこのような感じの怪談もありかなという感じでした。2023/01/22

yukaring

118
『のぞきめ』の流れで"視覚"に続いて"聴覚"を彷彿させるホラー怪談。今回は友人の三間坂秋蔵の祖父が残したノートを元に怪異譚が進んでいく。百物語で語られる世にも恐ろしい怪談、その内容が次第にループして読む者を溺め捕り現実へと干渉する。ノートに書かれた怪異の名前と覚しき記述「〓〓」は読み取れず、2人は過去に集めた怪談との相似点を探しながら怪異に解釈をつけようとするが全く歯が立たない。障りを防ぐ手段はあるのか?いつもの如く記載されている「読むのは自己責任で」という意味の断り書きが今回は特に重い。2022/12/21

眠る山猫屋

117
そう来たか!期待値上げ過ぎてたのは否めないが楽しめた。懇意の編集者・三間坂から持ち込まれた一冊のノートが本書の中核となる構成。三間坂の祖父の筆となる其処には、永劫に終りを迎えない怪異が記されていて・・・。登場人物たちが異口同音に語る「酷く気色が悪くて、聞いたことを心の底から悔やむような話」に至る様々な怪異に溺れよう。怪談好きな人々しか手には取らないと思うが、本書を読み進めて奇怪な異音がしたとしても自己責任。ループして近づいてくる“怪談”、引き寄せられてくる別の怪異。あの少女は片眼が赤いあの子かな・・・。2023/03/12

ぽんすけ

80
三津田さんお得意のメタホラー小説。話自体は三間坂氏の祖父が蒐集していた怪談な品の一つ怪談ノートを巡るもの。この怪談ノート、体験談の伝聞を書いたものだが体験談の途中で体験談が入り、またそこに体験談ときて最終的に最初の体験談に戻るという無限ループもの。だけど伝聞の体験談ということは読み進める=過去に遡るはずなのに途中から明らかに未来の事象を述べている感じになるという、過去未来の無限ループまで加わってきてよくわかんないことになる。そこに作者の他著作まで絡んできてとなると全くのカオス!作者こういうの本当に好きだな2025/03/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20364614
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。