出版社内容情報
国内はもちろん、チベット、シベリア、パタゴニア……世界中のさまざまな道を歩いてきた。訪れる土地土地には、人の、動物の、あらゆる生き物の営みがあった――。カメラのレンズを通してその躍動を見つめてきた著者が、スケール感のある写真と瑞々しい文章で綴った地球の記録。命の輝きに触れ、思いがけない光景に出会える紙上のワールドツアーにいざ出発。どこまでも行こう、目の前に広がる果ての知らないこの道を!
内容説明
国内はもちろん、チベット、シベリア、パタゴニア…世界中のさまざまな道を歩いてきた。訪れる土地土地には、人の、動物の、あらゆる生き物の営みがあった―。カメラのレンズを通してその躍動を見つめてきた著者が、スケール感のある写真と瑞々しい文章で綴った地球の記録。命の輝きに触れ、思いがけない光景に出会える紙上のワールドツアーにいざ出発。どこまでも行こう、目の前に広がる果ての知れないこの道を!
目次
踊る
食べる
捕る
底力
遊民
異次元
雲と命
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京都生まれ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイストに。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞を、『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。写真家、映画監督としても活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
76
(2024-187)椎名隊長の旅と写真のエッセイ。長年東スポに連載されていたものをまとめたものなので、どれも短い文章でまとめられている。それにしても日本だけでなく、世界各地を旅してきたのだなぁと感心する。中国、モンゴル、シベリア、アラスカ、アマゾン、パタゴニアにアフリカ、インド、東南アジア…。彼の書いたそれぞれの旅の本をもう一度読み直したくなりました。特にシルクロードの楼蘭への旅と、大黒屋光太夫の足跡をたどるシベリアへの旅。★★★★2024/12/15
時代
10
シーナさんの旅写真エッセイ。今までに行った色々な旅の写真一枚について思い出解説のまとめ。知ってる件がほとんどだが、写真があるのでグッと近づける。ほんとに色々やってるよなぁ◯2023/01/29
kashimacchi
3
本書は、東スポに掲載されたエッセイをまとめたもの。内容はチベット、パタゴニア、ロシアなど、これまで椎名誠が旅してきた世界に関するエッセイ。いずれかの本で読んだ話も多いが、シーナファンとしては良しとしよう。2023/09/20
takucyan1103
2
【KN図書館 ★★★★】▽ひところ、規模の大小は問わず、ちょっと変わったおまつりをテーマに日本全国を取材して歩いたことがある。2023/08/20
北刻堂
1
ある地方の祭りの話から始まるのだが、その祭りの様子が語られるのかと思ったら、いきなり文章がブツっと途切れて、次は別の場所の祭りの話へ移っていったものだから読み始めでとても戸惑ってしまった。椎名氏が旅をした様々な場所の風習や食べ物やらを紹介しているのだが、字数に制限のある新聞への掲載物であるということで、何となくぶつ切りの文を連ねた感じになってしまっている。まぁ、しかし、本当にいろいろなところを旅してきたのですなぁということには感服しました。2023/12/02
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- 和書
- グリマー・クリークの奇跡