角川ホラー文庫<br> 異形探偵メイとリズ―燃える影

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角川ホラー文庫
異形探偵メイとリズ―燃える影

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  • サイズ 文庫判/ページ数 300p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041130032
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。直後、唯一の理解者の兄が行方不明に。兄を捜すべく訪れた奇妙な探偵事務所で秋人は、奇怪な存在「異形」を追っているという所員のメイとリズに出会う。リズの目には、秋人に取り憑く異形の影が映っていた。異形と兄の失踪、そしてリズたちが追うある人物。全てが繋がったとき、驚愕の展開を迎える! 第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞<読者賞>受賞作。

内容説明

漫画家を目指す高校生の秋人はある晩突然、不気味な何かに襲われる。直後、唯一の理解者の兄が行方不明に。兄を捜すべく訪れた奇妙な探偵事務所で秋人は、奇怪な存在「異形」を追っているという所員のメイとリズに出会う。リズの目には、秋人に取り憑く異形の影が映っていた。異形と兄の失踪、そしてリズ達が追うある人物。全てが繋がったとき、驚愕の展開を迎える!第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“読者賞”受賞作。

著者等紹介

荒川悠衛門[アラカワユウエモン]
1987年生まれ。静岡県富士市出身。現在書店勤務。2022年、本書(応募時タイトル「めいとりず」)で第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞(読者賞)を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

冬野

7
表紙の屈強な人物が女性と知り、シスターフッドを少し期待したがそういう作品ではなかった(百合の売り込みはしてないので私が勝手なだけ)。二章が群を抜いて良かったのでそちらの少し落ち着いた雰囲気で長編を読みたかった。キャラも構成要素も多く、全体的に散漫な印象で、感情表現が唐突かつ激しすぎて集中を削がれる。令和に紗耶香みたいな造形のキャラを見るとはね…(自らの女性性に嫌悪感があるのに男性の気を逸らすために体を押し付けるのとか一貫性がなくて全く納得できない)。あまりに美世が可哀想では?一番好きなのはイカ。星:3/52022/11/10

5
実に角川ホラー文庫らしい話です。パワー系のホラーで、妙にサイドストーリーが多い。死人も無駄にたくさん。一部の展開やキャラクターが妙に昭和的。不条理ものじゃないだけまあね。しかしまあステレオタイプの嫌な奴が急に出てきて、こういう話でそれいる? ってなるわけで。掘り下げているというよりページ数増やしているとしか……。このレーベルは毎回表紙のイラストが良いから手にとって読んで後悔することが多い。それは今の時代のホラーが合わないのか、それともレーベルとの相性が悪いのか。2023/02/14

水無月冬弥

5
荒川悠衛門先生(@araemon71)の #ラノベ 大きくわけて3つの事件が複雑に絡み合う物語。それぞれ愛憎が入り混じってかなり愛が深かったのですが、秋人くんと紗耶香ちゃんががどうなるか気になります。しかし、よく考えるとメイは暴れ回って物語も動かしているわりには、ただ人殴っているだけなんだよなあ(笑) 2022/11/05

真夏日和

1
メイとリズ、イカと愛花はいいけど残りのふたりの関係が微妙に必要なのかわからなかった。 ボスと呼ばれる社長のことがもう少し知りたい。 イカが吸血鬼なのは途中くらいでわかったけど、それを西橋が預かるのとか背景がわかりにくい。 面白く読めたけど途中途中が繋がりにくくて読みにくかったかも。 イカがあいかを娘みたいに大切に思ってる気持ちが強すぎるところとかはついつい吹き出してしまう。 2024/03/28

ヴィル

1
イカさん好きだな2023/06/22

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