角川文庫<br> 夜光怪人 (改版)

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角川文庫
夜光怪人 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041129142
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ホタル火のような妖しい光を放つ怪盗・夜光怪人は秘蔵のダイヤの首飾りに狙いをつけた。警備にあたった三津木俊助だったが、夜光怪人に裏をかかれて失敗。金田一耕助が事件の解決に乗り出すこととなる……。

内容説明

つば広の帽子にダブダブのマントを着込み、全身から怪しい光を放つ怪盗・夜光怪人は、七色の真珠の首飾り『人魚の涙』を強奪すると、次に元伯爵・古宮春彦氏秘蔵のダイヤの首飾りに狙いをつけた。古宮氏の依頼を受けて御子柴進少年と三津木俊助記者が警備にあたるが、変装を駆使する夜光怪人に裏をかかれて失敗。ついに金田一耕助が事件解決に乗り出すこととなる…。表題作ほか「謎の五十銭銀貨」「花びらの秘密」を収録。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

marty@もぶおん学

5
高価な宝石を盗む夜光怪人を追う少年・御子柴進と新聞記者・三津木俊助の冒険譚。彼らに加勢する金田一耕助が登場するのは物語半ばから……なのだが、初出(S24.5)は由利先生ものだったせいか、夜光怪人の真の狙いである海賊の財宝が隠された島のほど近くにある「獄門島」に初めて上陸した設定に。せっかく探偵役を金田一に変えたのなら、せめて磯川警部と獄門島に乗り込むとか、駐在の清水巡査や儀兵衛翁と旧交を温めたりとか、再会適わずの早苗さんに密かに思いを馳せるとか、そんな描写が欲しかった。2024/02/25

コブタ

4
作者得意のおどろおどろしさは御子柴少年が出てくるからか少々で、宝石を奪うことが全面に。と思ったら、サーカスは出てくるは、上野公園の地底穴居は出てくるは、最後には金田一耕助馴染みの獄門島まで。久しぶりの横溝先生を楽しく読みました。2022/12/17

chocoうさぎ

2
どうも小中学生向けに書かれたものらしい。乱歩の「少年探偵団」風のノリで、いつもの横溝先生のドロドロが全く無い活劇風。特異な扮装をした夜光怪人が狙う宝石、実は本当の狙いは海賊の島に隠されたお宝で、と話はデカくなっていく。人質の少年の背中に浮かぶ刺青、発光する犬、大金持ちの盛大なパーティー、真珠王、探偵、などなど、まるでシャーロック・ホームズか!横溝先生もこういうのも書くんだなという作品でした。でもやはり「金田一シリーズ」の様なドロドロが好みです。2023/08/31

まめやっこ

2
ジュブナイルになったとたんどうしてこんなに面白くなくなってしまうんだろう…と思っていたのだが、理由がわかったような気がする。私は横溝先生の書く「大人の憎悪」が醸し出す暗い淀んだ空気感が好きなんだろうな、と。ジュブナイルからはそれらを取っ払っているので、ただただ物足りなく感じてしまう。表題作も動機を「ただの金銭欲」で描いているのでこんなに長くする必要ある?みたいな仕上がりになってしまっている。他2篇もトリックはいいと思うんだけど犯人のやることが荒っぽ過ぎるんだよな。(笑)2023/01/07

そーだ

0
よ5-672023/06/06

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