角川文庫<br> 暴虎の牙〈下〉

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角川文庫
暴虎の牙〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 309p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127582
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

広島呉原最大の暴力団・五十子会と、愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦との一触即発の危機に、マル暴刑事・大上章吾は間一髪で食い止めることに成功、沖は収監されることに。時は移り平成の世、逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い沖はシャバに戻るが、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖の暴走を止めるべく動き出す。果たして沖の運命は? 最強の警察小説「孤狼の血」シリーズ完結編!解説・白石和彌(映画『孤狼の血』監督)

内容説明

広島呉原最大の暴力団・五十子会と、愚連隊「呉寅会」を束ねる沖虎彦との一触即発の危機を、マル暴刑事・大上章吾は間一髪で食い止めることに成功、沖は収監されることに。時は移り平成の世、逮捕直前に裏切った人物に報復を誓い沖は娑婆に戻るが、かつて大上の薫陶を受けた呉原東署の刑事・日岡秀一が沖の暴走を止めるべく動き出す。果たして沖の運命は?最強の警察小説「孤狼の血」シリーズ完結編!

著者等紹介

柚月裕子[ユズキユウコ]
1968年岩手県出身。2008年「臨床真理」で第7回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第15回大藪春彦賞、16年『孤狼の血』で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

168
★★★★★★★☆☆☆昭和と平成、2つの時代を跨ぐ下巻。沖率いる呉虎会が敵対する五十子会を急襲しようとしたその時、目の前に大上が立ち塞がる。拘束されるメンバーたち。なぜ極秘情報が警察へ漏れたのか。構成の巧さに疑いの余地はないものの、どこか物足りなく感じてしまうのは、主人公の沖に前作の国光のようなアウトローとしての男気や矜持を感じないからか。巻頭の人物相関図から瀧井や一之瀬の活躍を期待したのもあるかもしれない。とはいえこの広島弁の下卑た会話を岩手出身の女性作家が書いているという事実に、やはり驚きを禁じ得ない。2023/02/21

のり

118
ヤクザへの襲撃目前に警察に踏み込まれ捕まった呉寅会の幹部達。誰が密告したのか?その疑問を抱え、長い刑務所生活を送った「沖」だったが、出所した時には「大上」は世を去っていた。膨らみ続ける疑惑。しかも大上の墓前で「日岡」との遭遇。狼と虎との因縁の続き。再浮上を伺う沖だが、歯車が狂い出す。思いがけない結末に騒然とする。2023/05/05

H!deking

91
いやー下巻も面白かったです。上巻は弧狼の血のエピソードゼロですね。ガミさんにまた会えたのは嬉しかった。下巻はその時逮捕された暴れん坊の沖くんが15年後のに出所してからのお話。刑務所の中でガミさんの訃報を知ることになります。この話の面白いところは、弧狼の血で描かれた世界ではまだ暴対法がそこまで厳しくなくてヤクザがイケイケだった時代背景だったのが、沖が刑務所にいる間に世の中はヤクザに対して厳しくなったところを描いているところですね。そしてあとがきは白石監督。映画版3の制作も進んでいるみたいなので楽しみ!2023/11/10

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

91
(2023-8)下巻も面白くて一気読み。後半は大上から日岡のパート。長い懲役を務めあげた沖は野に放たれた暴虎。「広島で天下を取る」とばかりに暴走する。第一作目は柚月版「仁義なき戦い」であったけれど、こちらは柚月版「明日に向かって撃て」と言う感じだろうか?最後はあれでよかったのかな。面白かったけれど、ちょっとあっさりしすぎている気もするなぁ。★★★★ (コミュニティ・おすすめのご当地小説→https://bookmeter.com/communities/338179)2023/02/01

ピース

86
20年前に沖の行動を大上に知らせたのが誰だったかは何となく想像はついた。しかしその思いを沖は理解できず、その人物の思いを受け取ることができなかったのが悲しい。2023/02/10

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