角川文庫<br> 潮風メニュー

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角川文庫
潮風メニュー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041127483
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

とれたての魚介類と、地元の有機野菜を使った料理が評判を呼び、海果の店は軌道に乗りはじめた。わけあって一人暮らしの 13 歳の愛に加え、迷子のサバトラの子猫も海果の家で暮らすことに。しかし、この店ごと買い取りたいという人が現れて――潮風の中で始まる恋と友情、そして新しい夢。葉山の海辺にある小さな料理店を舞台に、自分の居場所を見失った人々が、心を癒していく姿を温かく描くシリーズ。爽やかな感動の物語。


内容説明

とれたての魚介類と、地元の有機野菜を使った料理が評判を呼び海果の店は軌道に乗りはじめた。わけあって一人暮らしの13歳の愛に加え、迷子のサバトラの仔猫も海果の家で暮らすことに。しかし、この店ごと買い取りたいという人が現れて―潮風の中で始まる恋と友情、そして新しい夢。葉山の海辺にある小さな料理店を舞台に、自分の居場所を見失った人々が、心を癒していく姿を温かく描くシリーズ。爽やかな感動の物語。

著者等紹介

喜多嶋隆[キタジマタカシ]
5月10日東京生まれ。コピーライター、CFディレクターを経て、第36回小説現代新人賞を受賞し作家に。湘南・葉山に居を構え執筆と趣味の海釣りに励む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

82
『潮風キッチン』シリーズ第2弾で、「海果」と「愛」の共同生活も順調のようで何より。そんな二人にステキな仲間、サバトラの子猫も加わり、本作もステキなドラマが幕を開けます。前作から引き続き登場する若手人気俳優「慎」と漁協の青年部長「一郎」との間でココロが揺れ動く「海果」の様子が気になります。「愛」にもどうやら、いい感じの関係になりそうなステキなメンズも現れ、本作も穏やかに読めていけました。「愛」の修学旅行に関する流れはやっぱり涙なしには読めない展開で、結構涙腺ユルユルでした。今後の展開に益々期待しちゃいます。2024/06/14

bura

74
「潮風キッチン」第二弾。葉山の地元っ子、海果のキッチンは少しずつ成果を上げていた。魚市場で捨てる魚を利用する「フードロス」料理が嬉しい。一人暮らしの13歳、愛や元プロ野球選手の一郎、そしてアイドルだが人間を撮る事に目覚めた慎を交えて、話はどんどん膨らんで行く。更に店を買いたいと言う男まで現れて…。喜多嶋隆の小説は小気味よい。そしてキャラ設定とストーリーがハマった時に素晴らしいエンターテイメントが生まれる。CF愚連隊の流葉爽太郎たちも然りである。このシリーズは久々に面白い。第三弾が楽しみだ。2023/04/15

tulip

38
『潮風キッチン』の続き。前作は助走といった感じだったが、いよいよ物語が動き出した。海果、愛は厳しい境遇の中で少しずつ前進。一郎は再び野球の道を目指すのか。そして始まりかけた恋の行方がとても気になる。夢がある、っていいなあ。次作へ。2024/05/23

Shoji

31
葉山で食堂を営む海果とアルバイトの愛の二人が織りなす人情お仕事小説。食堂の食材仕入れ先の漁師や農家さん、食堂に融資している信金職員、食堂でのロケを通じて知り合った俳優、愛の同級生、飼い猫と、登場人物がそれぞれいい仕事をしています。次から次へと難問が発生しますが、海果と愛、支えてくれる皆のおかげで解決して行きます。スピード感もあって爽やか。しかも、胸が熱くなるラストが用意されていました。面白かったです。2024/10/09

21
シリーズ2作目。偶然なのか登場人物の親がどれも酷い。親の借金で崖っぷちのはずなのに何故かゆったりした空気感。これは葉山の雰囲気なのか。つぼ屋の料理はどれも美味しそう。2025/05/02

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