出版社内容情報
友人・絵美の別れ話に立ち会った片山晴美。別れを切り出された男は絵美のアパートに爆発物を仕掛け、爆発に巻き込まれた晴美は目が見えなくなってしまう。兄の片山義太郎刑事は、姿を消した犯人とその母親を追い始める。しかし、見つけた母親を尾行し行き着いた団地では、幼女を襲う犯罪が多発、さらに爆破犯の姉が死体で発見されて……。複雑に交錯する事件の結末は?
内容説明
晴美は友人・絵美が恋人に別れを告げる場に付き合うことに。だが、絵美に別れを切り出された男は彼女の部屋に爆発物を仕掛けた。爆発に巻き込まれ、晴美の目は見えなくなってしまう。片山刑事は犯人とその母親を追うが、尾行で辿り着いた団地で子供を狙った不可解な犯罪が多発、さらには爆破犯の姉が、死体で発見される。一方、晴美の入院先には、昔、片山に逮捕された前科持ちの男がいた。彼は、晴美が片山刑事の妹と気付くが。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞、16年、『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



